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ポーランドのヘンプの規制が緩和

 


目次

ヘンプのTHC規制を0.2%から0.3%への引き上げ

 

ポーランドは、ヘンプのTHC閾値0.2%から0.3%に引き上げ、許可を簡素化することでヘンプの市場参入を容易にし、ヨーロッパ最大の農業国の一つである同国における産業用ヘンプをさらに正常化させるための規制を改定しました。

 

今月から施行された全国農業支援センター(KOWR)の新しい規則では、農家やバイヤーは事業を始めるときにだけ登録すればよく、毎年の許可は不要になりました。

 

KOWRは最近の政策発表で、一度ライセンスを取得した農家は、栽培する品種を変更したり、栽培面積を増やしたり、畑を移転したりする場合のみ、地元のKOWR事務所に報告する必要があるとしています。

 

この規則変更は、ヘンプと芥子の栽培に関するポーランドの薬物法およびその他の法律の改正を反映したものです。

 

ヘンプの主流化

ポーランドの大手ヘンプ企業 Kombinat Konopny 社のCEOMaciej Kowalski 氏は、「官僚主義が緩和されたことは別として、より大きなニュースは、これが政治の意志、つまりヘンプ産業を主流として受け入れるということを示していることです。このプロジェクトに対する国会議員の幅広い『左から右へ』の支持は、ビジネスチャンス、雇用、税収を創出しうる更なる変化への希望を約束するものです。」と述べました。

 

THC濃度の変更は、欧州議会が昨年10月、産業用ヘンプの「栽培現場での」THC限度を0.2%から0.3%に引き上げることを議決した際に承認した同様の変更を先取りしています。この変更は、2023年に欧州連合全体で施行される予定です。

 

ポーランドで更新された規則では、買い手は、その年の715日までに作物の購入契約を締結し、同月末までに地元のKOWRに契約内容を書面で通知しなければならないとされています。

 

農家が畑に種をまく前に、生産物の売買契約を結ばなければならないかどうかは、まだ不明です。
ポーランドの生産者は過去に、翌年の作付けシーズン前の秋にヘンプ畑を申告し、契約書を提示するよう求められてきました。昨年
10月に出された提案では、販売前の契約義務を完全に撤廃するものでした。

 

第三者への大量販売は別として、ポーランドの農家は、更新された規制のもとで、自分たちの必要な分だけ、年間1ヘクタールまでヘンプを植えることができます。

 

EUとの同調

「今回の改正は、ポーランドにおけるヘンプの正常化が進んでいることの表れです。」と Kowalski 氏は言います。

 

THCの法的規制値を0.3%に引き上げることで、ポーランドの規制はヨーロッパの平均に追いつき、農家にとってより安全な栽培が可能になり、より幅広い品種選択ができるようになりました。」とKowalskiは述べました。

 

ヘンプに関する知識が乏しく、しばしば麻薬と同一視する地元の郡役人の手を離れ、許可を得るための手続きも、生産者と行政の双方にとってペーパーワークをなくし、より迅速になったと同氏は付け加えています。

 

 

昨年、ポーランドの最高行政裁判所は、ヘンプの花や葉から作られた未加工製品の合法性を認める判決を下し、ポーランド市場が合理化に向かっていることを示唆しました。Kombinat Konopny 社が提訴した、この画期的な裁判において裁判所は、ヘンプハーブが食品として、また通常の食事の補助として消費されてきた長い歴史を肯定し、このような植物素材は、新規あるいは新規食品に関する食品安全規則の適用を受けないとの判決を下しています。

 

 関連記事:欧州の新規食品規則とは?

https://hemptoday-japan.net/9958

THC問題の克服

これまでのTHC 0.2%規制は、ポーランドのヘンプ農家の足かせとなっていました。
例えば昨年、農業再建・近代化庁は、過去
2年間の検査で「フィノーラ」品種がヨーロッパのTHC規制値0.2%を超えていることが判明したため、フィノーラを栽培するポーランドの農家への農業支援を打ち切っています。

 

「ポーランドは産業用大麻栽培に理想的な条件を備えており、THCの制限値を0.3%に引き上げることで、ヨーロッパのすべての品種を安全に栽培することができます」と、穀物、繊維、オガラの生産を中心とする垂直統合企業 Afori sp.z o.o. Patryk Czech氏は述べています。

 

KOWRが特定した法的生産物には、繊維、化学品、セルロース、紙、化粧品、医薬品、エネルギー製品、食品、獣医、飼料、養蜂、肥料目的の穀物、建築材料、複合材、天然植物保護製品などがあります。

 

今回の変更により、特にエネルギーや建築分野でのヘンプ栽培の機会が拡大されると見られます。

 

ビジネスチャンス

農家は、土地の再生や修復、ヘンプの新品種育成を含む研究開発のためにヘンプを栽培することも可能です。

 

関係者によると、今回の規制緩和により、農家の関心が高まり、ヘンプ専用の畑がどんどん増えていく可能性があるといいます。ポーランドのヘンプ企業は、健康的で環境に優しい製品に対する国内需要の高まりを利用し、同国の食品産業がすでに進出している他のヨーロッパ市場へ向けて、ヘンプ食品を輸出することができます。

 

ポーランドのヘンプ部門は、繊維用の茎と、CBD製品用の種子、花を生産しています。ポーランドのヘンプの品種の一部から採れる栽培用種子は、他のヨーロッパ諸国や北米で市場を見出しています。

 

引用:

https://hemptoday.net/political-will-led-to-new-hemp-rules-that-will-help-polish-producers/

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HempTODAYJAPAN編集部です。HemoTODAYより翻訳記事中心に世界のヘンプ情報を公開していきます。加えて、国内のカンナビノイド業界の状況や海外の現地レポートも公開中。

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