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マルタが欧州で初めて正式に大麻を合法化

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議会承認から、わずか5日で

 

先週月曜日にマルタ議会が、36対27の賛成多数で嗜好用大麻を合法化する法案を承認した事を受け、ジョージ・ヴェラ大統領は土曜日、法案にスピード署名しました。

 

これによりマルタは、ヨーロッパで初めて、正式に嗜好用大麻を合法化した国となりました。

 

この法律は、「限定的かつ責任ある個人的大麻使用における、個人の自由と他の社会的要件とのバランスを取ること」を目的としていると述べています。

 

その内容は?

 

今回制定された法律では、18歳以上の成人は、

最大7グラムまでの大麻の所持

最大4株までの大麻草の栽培

最大50グラムまでの大麻の自宅保管

が許可されます。

公共の場所や、子供の前での喫煙は、引き続き違法です。

 

成人が7g以上28g未満の大麻を所持している場合は、50ユーロから100ユーロの罰金が科せられるのみで、逮捕されたり、懲役が科せられたり、前科が残る事は無いという、ハームリダクションの方向で制度設計されている事がわかります。

 

ビジネスは?

 

今のところ、商取引は引き続き禁止されているため、残念ながら街角に米国の様なディスペンサリーが登場して、大々的に大麻ビジネスが始まる事はないとみられます。

 

しかし一方で、非営利の大麻クラブは大麻を栽培して、会員に配布することができるようです。

 

こうした、認可を受けた大麻クラブは、最大500人の会員を持つことができ、各会員に​​1日あたり7グラム、1か月あたり最大50グラムの大麻と、最大20個までの大麻種子を配布する事が可能となります。

 

加速する大麻合法化の世界的潮流

 

これまでにも、カナダとウルグアイは、2018年に嗜好用大麻を合法化しており、マルタはこれに加わる事になりました。米国では御存知の通り、州単位で合法化が急速に進んでおり、メキシコも合法化が目前です。

 

そして欧州では、この後、ルクセンブルグドイツがマルタに追従する事が決定しており、スイスとイタリアも国民投票を控えています。

 

先月には、世界で最も薬物に対して厳しい姿勢をとってきた国々の一つであるアラブ首長国連邦が、大きくハームリダクションに寄った法改正を打ち出すなど、世界で進む大麻解禁の潮流は、ますます加速しています。

 

 

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