かつて政府や医薬品メーカー、そして医学会が独占してきた医学的知識は、今や技術の発展とインターネットによって誰かが独占するものではなくなったと、イスラエルで長く活動しオーストラリア証券取引所で2つの大麻関連企業を上場させたBoaz Wachtel氏は語ります。
8月24日から25日にかけて、ポーランドのHempToday Centerで開催されるマイクロカンファレンス「 The Future of Medical Hemp(医療用ヘンプの未来)」においてWachtel氏は「The Democratization of Knowledge: What it means for Medical Cannabis(知識の民主化:医療用大麻とはどういうものか)」という発表を行う予定です。
既にドイツ、中国、ギリシャ、ポーランド、アメリカ、リトアニア、イスラエル、そしてチェコ共和国の代表者が、サミットへの参加のために署名しています。
登録した人は自身の企業やスタートアップ、またはビジネスプランについて15分間の発表を行うこともできます。 申し込み期間は8月15日までです。
「The Future of Medical Hemp」にサインアップしてください。
「現在使うことができる医療用器具は、すぐにCBDへの需要や患者間のさらなるデータ共有を喚起することもできるでしょう。なぜならCBDは、向精神性もなく安全だからです。それは遠くない未来の現実です」とWachtel氏は言います。
ポーランドを拠点とする一流CBDブランドCannabiGoldは、「The Future of Medical Hemp」の主催者でありスポンサーです。このカンファレンスの間、参加者はCBDに関連する幅広い話題を深く分析します。そこで話し合われる議題は、投資、製品開発とイノベーション、世界の中で医療用ヘンプの人気が高い場所、規制環境、カンナビノイドの生化学、そしてカンナビノイド製品などです。チェコを拠点とするヘンプに特化した製品とコンサルタントを提供するHempoinもこのイベントのパートナーです。
その他の主な発表者
Joscha Krauss氏は、ドイツ企業MH medical hemp GmbHのCEOです。同社はCBDを製造し、CBD含有の美容品をリリースしたばかりです。Krauss氏は医療用大麻とCBDの分野で世界中で活動しています。生態学の理学修士号を持ち、ドイツの医療用ヘンプメーカーBedrocanで大麻の栽培とカンナビノイドの抽出について学びマスタークラスを卒業しました。
Jacek Kramarz氏はHemPoland社の販売部のトップです。同社が作るCannabiGoldは世界的なCBD業者のランキングですぐに上位に上り詰めました。同氏は以前Viennaでマネージングコンサルティングをしていましたが、そこでは企業の所有権変更とその再編という複雑な国際的なプロジェクトを取りまとめていました。 同氏はまたライセンスを持つ証券ブローカーでもあります。
Pavel Kubu博士は医学士であり、International Cannabis and Cannabanoid Institute(ICGI)の設立者兼CEOでもあります。またEthical Commission at the Czech National Monitoring Center for Drugs and Drug Abuse(薬物および薬物の濫用に関するチェコ国立監視センターの倫理委員会)のchairmanも務めています。さらにInternational Medical Cannabis Patient Coalition(国際医療大麻患者連合)の設立メンバーでもあります。
Paulius Jaruševičius氏はリトアニアのLifestyle Medicine Associationのチェアマンであり、ライフスタイルマネジメントと栄養科学の専門家である最初のEuropean Lifestyle Medicine Clinicの設立者でもあります。
Kehrt Reyher氏は、主催者兼司会者でHempTodayの設立者であり、The Nakło Foundationの共同設立者でもあります。この団体は環境保護や起業、そして世界をリードしようとしているグリーン産業をサポートするもので、また歴史の保全や経済発展、観光産業を地方レベルでサポートしています。
“The Future of Medical Hemp”はポーランド南部のHempToday Center of Excellenceで年に一度開催されている全4回のマイクロサミットのひとつです。
(HEMPTODAY 2018年8月6日)