スタートアップが初の出荷
米コロラド州の Sana Packaging 社は、北米市場に向けて初回発注分を出荷したことを発表しました。設立間もない同社は、広くヘンプ業界に向けて、植物ベースのヘンプ由来プラスチック容器を設計・開発しました。
この発表の席で、Sana社の共同設立者でCEOの Ron Basak-Smith 氏は次のように述べました。
「この商品を発売でき、うれしく思っていますが、さらに喜ばしいのは、特別で持続可能かつ規格に準拠した、非常に求められていた包装ソリューションを大麻産業に提供できることです。急成長している産業として、社会、経済、環境における建設的な変化の基盤となることは、カナビス・ヘンプ業界の責任であると信じています」
100%植物ベース・化学薬品不使用のヘンププラスチック
Sana社は、100%植物ベースかつ化学薬品不使用のヘンププラスチックを製品に用いています。
同社を率いる Basak-Smith と James Eichner の両氏は、コロラド大学ボルダー校のMBAプログラムを通じて出会い、Sana社のアイデアは、同プログラムのプロジェクトにおいて生まれました。
二人は、大学のピッチコンテストで優勝した後、この事業は2017年に、ヘンプ業界を後押しするコロラドの Canopy Boulder社の支援を受けスタートしました。
(HEMPTODAY 2018年8月9日)