イタリアで国際大麻博覧会が初開催され、フランスの大麻生産者連盟 (FNPC) 代表の一団が、より多い収穫量を可能にする播種法について講演を行います。このフランスからの参加者による講演は、ミラノで11月17日から19日に開催される同博覧会の2日目に予定されています。
イタリアのヘンプ関連団体のフェデルカナパ (Federcanapa) が事務局を務めるこの博覧会は、「イタリアにおける大麻の再生」と題されています。セミナーと展示会はミラノのトルネリア・トルトナ博覧会施設で開かれ、50以上の出展者が見込まれています。
大麻の育種を目的とする非営利団体のFNPCは、フランスの産業用大麻生産農家を代表し、大麻種子生産の認証も行っています。このイベントでは、ターラント県クリスピアーノで剥離プラントを運営し、新たなヘンプビジネスの創出を支援しているサウスヘンプ (SouthHemp) が講座の企画を担当しています。
「イタリアの数多くのヘンプ関連の個人起業家によるプレゼンテーションも予定しています」と、フェデルカナパのレイチェル・インヴァルニッツィ氏は言います。インヴァルニッツィ氏はサウスヘンプの創業者です。
金曜日は終日、ヘンプ関連産業についてのミーティングと講演に充てられ、土曜日には大麻とその派生物に関する研究と最新の応用が取り上げられるます。ヨーロッパ産業用大麻協会のマーク・レインダース会長がSkypeで博覧会に向けてスピーチを行う予定であることもインヴァルニッツィ氏は明らかにしました。(HEMPTODAY 2017年10月29日)
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