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実害無き設定値である。と、見直しを主張
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上院少数党(民主党)院内総務のチャック・シューマー議員は、米国農務省(USDA)が先月発表した特定の禁止規則に関する懸念を示し、ヘンプ規制に対するパブリックコメント期間を延長することを希望しています。
先週行われた、ニューヨークの大麻農場であるMiller Organicsへの視察においてシューマー議員は、ヘンプとその派生製品が2018年農業法の下で全国で合法化されたことによるヘンプ産業の経済的な潜在力について議論しました。
USDAは先月、ヘンプの規制草案を発表し、業界関係者はこれを正しい方向へと進む第一歩であると考えていますが、多くの人はこの草案は制限が厳しすぎると述べています。
デイリーニュースによると「つい最近までヘンプの栽培は違法で、時代遅れの刑法は、産業用ヘンプをマリファナと混同し、クラックコカインやヘロイン等と同じように危険だと規定してきたのです。ヘンプ に含まれるTHCの量は、マリファナには遠く及びません。この草案には、あらゆる種類の問題があり、USDAが設定したTHCレベルは、実害のあるレベルをはるかに下回るため、設定値が低すぎると考える人もいます。こうした意見すべてをまとめてルールを見直し、再検討する必要があります。」とシューマー氏は述べています。
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「この産業は、本当にとてつもなく大きな可能性を秘めています。これらのルールがあまりにも厳しく制限的なものになれば、ヘンプの栽培や加工、そして多くの雇用の創出についての熱狂は、消え去るかもしれません。」と彼は述べました。
パブリックコメントは12月31日までだが・・・
シューマー氏は、現在12月31日に終了する予定のパブリックコメントに、すでに多くの業界関係者が提起している問題に触れました。
ヘンプは連邦法では『乾燥重量ベースで0.3%以下のTHCを含む大麻草』として定義されていますが、誤差のマージンを増やすべきだとヘンプ企業達は主張しています。彼らはまた、THCの全スペクトラム(THCAを含む)ではなく、デルタ9THCレベルのみを評価する代替の試験方法を求めており、『この検査を承認された施設は麻薬取締局(DEA)に登録された施設のみに限る』ことを撤廃するよう主張しています。
このインタビューの行われたミラー・オーガニクスのジーナ・ミラー氏は、「THC許容値を1%に引き上げる事が必要で、それは精神活性力も無く、スイスやウルグアイなど他の国々とも合致し、アメリカのヘンプ農家に競争力をつけるでしょう。」と語りました。
ロン・ワイデン上院議員とジェフ・マークリー上院議員も先週、業界関係者からの意見を引用し、規制案に対する同様の5つの変更推奨リストを農務省長官宛に送りました。
ヘンプ栽培に適した地ニューヨークが中心地に
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シューマー氏は、ニューヨークのヘンプ企業は、合法となったヘンプを活用するのに特に適した立ち位置にあり、「我々の土壌、天候、そしてコンディションは産業ヘンプにとって非常に良いので、栽培の中心地の一つとなるでしょう。」と述べました。
「ヘンプは素晴らしい代替作物です。この地域は国内最大の果物と野菜の栽培地域の1つであり、さまざまな特殊作物を栽培している人もヘンプを栽培する事ができます。」
先日、この規制案について私見を述べましたが、どうやらこうした小規模農家などは軒並み規制案に反対のようです。
この問題は「利権」や、それに群がる「資本家」、それを擁護するための「ロビーイスト」や「政治家」、そしてそこに参加出来ずに切り捨てられていく小規模農家との「格差」など、現代資本主義社会が抱える問題を映す鏡とでも言える様相を呈してきました。
この問題について深く理解を進め、近い将来に日本でヘンプが解禁される時に、誰もがヘンプの恩恵にあやかれる制度を作れるように役立てましょう。