欧州全域のヘンプ産業関係者が、ヘンプ食品に関する合理的なルール作りを続けるなか、6月5日から6日にかけてケルンで開催される欧州産業用大麻協会(EIHA)会議では、ヘンプ抽出物とEUの新規食品カタログが焦点となるようです。
EIHA の運営責任者であるLorenza Romanese氏は、この会議でヘンプ食品、CBD、その他のヘンプ抽出物を支援する同協会の、EUでのロビー活動の最新情報をお伝えします。
EIHAは、CBDを中心とした大麻抽出物に関して、欧州における伝統的食品としての規格化に向けた働きかけを行っており、 結果として、高額な費用のかかる新規食品カタログ・ガイドラインに基づくコンプライアンス・ルールからのヘンプ製品の除外を目指しています。
EUのヘンプ食品の歴史
EIHA理事を務める、英国CannaWell社のCatherine Wilson氏は、この協会の立場を強化するために、「食品としてのEU産ヘンプの花穂と葉 – 新規食品」と題し、プレゼンテーションを行う予定です。
今回のHemp Todayが毎年発行しているEIHA会議特別号では、EUの食品市場におけるヘンプ抽出物の状況を検証し、欧州大陸のヘンプ食品の歴史を追跡します。
食べ物についての話
また、同会議では、EIHA理事でHempro International社およびHemp Consult社創設者兼常務取締役のDaniel Kruse氏も食品に関する講演を行う予定で、最近ドイツで稼働した、完全なソーラー発電式食品加工施設「ヘンプファクトリー」を紹介し、最新鋭の食品加工全般について講話します。
ハンフファーム社(ドイツ)のRafael Dulon氏は、「ヘンプベースの食品:世界的に知られている人類の伝統的栄養源が再発見されつつある」と題した講演を行う予定です。
また、Romanese氏は、EUの共通農業政策、農業部門への補助金制度、および支援プログラムの改革過程において、ヘンプ産業の視点を盛り込むためのEIHAの取組みの概観を解説します。
スピーカー募集は終了
EIHAの第16回年次会議では、25名以上のスピーカーが登録されました。そのテーマは以下の通り
- 世界のヘンプ産業と今後
- 国別レポート
- 農業および加工
- CBD
- ヘンプ繊維
- ヘンプ建築、有機素材、および製紙
- ヘンプ食品
世界で最も多様で国際的なヘンプ産業の専門家の会合であるEIHA会議は、昨年40カ国以上を代表する300以上の重要な業界関係者を集めました。
Hemp Todayは、EIHAの提携パートナーです。世界のヘンプ産業の今後を左右するEIHA会議に参加を御希望の方は、HTJまで御連絡下さい。
引用元:https://hemptoday.net/eiha-2019-conference/
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