ハイチのトルシュシュにある小学校セント・アルフォンス・デ・カデットを支援するために、アメリカのブルース&ジャズ・アーティスト、ヘイゼル・ミラーが、コンサートに出演します。コンサートで集まった資金は、2016年のハリケーンで破壊された、学校のトイレの再建のために使われます。トイレはヘンプクリート製となる予定です。
コンサートは、アメリカ合衆国の国政選挙投票日と同日の11月6日午後6時から、米国コロラド州のデンバー・フィールド・ハウスで行われます。すべての収益金は、トルシュシュの再建のために使われます。
セント・アルフォンス・デ・カデットは、ハイチ地震のあった2010年の翌年に、創立者のタマラ・カンタブをはじめ、ヘルプ・ハイチと、米国に拠点を置くハー・メニー・ボイス基金のアリシア・フォールにより建てられました。学校には3歳~22歳までの約185名の生徒が在籍しています。基金はヘルプ・ハイチのほか、ハイチのワイン・ファーム自然保護区や、米国の起業家でWnder LLC社のエリック・マッキーと提携して活動しています。この慈善コンサートのヘッドライナーを務めるのは、ヘイゼル・ミラーです。オープニングアクトとして、ハービー・ハンコック、ボブ・ウィアー、バディ・ガイ、メル・トーメ、ジェームス・テイラー、ジュリアン・レノンほかが出演します。ミラーはまた、海外の米軍兵士のために公演を行い、米国オフ・ブロードウェイのヒット作「ヴァギナ・モノローグス」の主演も務めています。
11月6日のコンサートはハー・メニー・ボイス基金と、ソーシャル・インサイトおよびコンサルティング会社のバイキュリアン社が共同主催する予定です。
(HEMPTODAY 2018年10月26日)