中国のCBDビジネスに参入する生産者の数は増加の一途を辿っていますが、ほとんどの他のヘンプ生産国と同様、中国のこのセクターではヘンプをベースとした製品のTHC制限という刺々しい問題との戦いを強いられています。中国農業科学院の靭皮繊維作物研究所のWang Yu Fu氏は、6月12-13日にケルンで開催される今年度のヨーロッパ産業用ヘンプ協会(EIHA)の年次会議にて、中国のCBDおよびその他のヘンプセクターの最新事情を報告します。
Wang氏によると、20社以上の中国企業がすでにCBDセクターに参入しているか、その方向に進んでいます。彼は中国の当局が、特に医療用ヘンプのTHC制限を緩和するよう勧告しています。ヘンプの研究、栽培、および生産は中国で急速に拡大しており、2017年には約50,000ヘクタールが栽培に当てられています。
350人以上が参加する見込み
ケルンのマテルヌスハウスホテルで開催される今年のイベントには、40カ国以上の国から350人を超える参加者が参加する見込みです。
Wang氏はまた、種子、テクノロジー、多毛作等に関する中国のチャレンジについて語り、ヘンプ産業の持続的な発展についての彼の意見も提供します。彼のプレゼンテーションは、さまざまな国におけるヘンプを研究する1日目のセッションの一部となっています。他にも国別レポートとして、Hemporium(南アフリカ)のTony Budden氏が、南アフリカとマラウィのヘンプ市場について語り、Hemp Road Trip(アメリカ)のRick Trojan氏が、アメリカの最新事情を報告します。
EIHAメンバーにはHempTodayを特別価格で
HempTodayとEIHAは、EIHAの15年目という節目を記念してHempTodayの特別プリント版を製作します。この号ではEIHAの歴史を辿り、これからの10年間の目標を発表します。EIHAメンバーはこの金曜日、2018年4月27日までの申し込みで、HempToday EIHA特別版のエディトリアル製作および広告について最大20%の割引を受けられます。
特別版のカバーストーリーはヨーロッパのヘンプ食品・保健セクターにおけるTHC制限の問題にクローズアップします。その他のトピックには、農業・加工テクノロジー、北米・アジア・ヨーロッパの国や地域のレポート、世界の主要ヘンプ企業のプロフィール等が含まれます。
(HEMP TODAY 2018年4月24日)
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