CLV フロンティア・ブランズ株式会社が今年夏、ヨーロッパとカナダで大麻風味のビールとトニックウォーターの市場投入を開始する予定であると、提携企業3社のうち内のひとつであるクレソ・ファーマ社が発表しました。
この新しい飲料はテルペンを含んでおり、THCやカンナビノイドを一切含まずに大麻の香りと風味を伝えます。
クレソ社と、イギリスに本社があるバルティック・ビア・カンパニー社、そしてカナダのTSXベンチャー銘柄であるLGCキャピタルが、CLVの3社1/3づつを所有する提携企業です。
「大きな」売上が期待される
クレソ・ファーマの共同創業者であり CEOでもあるミリ・ハルペリン・ウェルリ博士は「CLVは刺激的な事業提携です。今後1年数年でクレソ・ファーマに大きな利益をもたらしてくれると考えています」と語りました。
大麻やその他の植物から抽出されるテルペンは、食料品、化粧品、薬剤、そしてバイオテクノロジー分野において幅広く応用されています。クレソ社によると、CLVが開発中の製品に含まれるテルペンは様々な植物源から抽出されたものであり、全て食品で、100%自然由来であり、遺伝子組み換えではありません。テルペンは、ホップ抽出物を追加するのと全く同じく、発酵段階後にビールに追加されます。
イギリスの本社
バルティック・ビア・カンパニーの本社があるイギリスに新しく建設した工場で様々なビールとトニックウォーターの開発を始めるとCLVが最初に発表したのは1月のことです。
提携企業3社によると、提携各社のネットワークを合わせることで、CLVは複数の大陸で潜在顧客を共有できると考えているとの事です。
注目内容: クレソはまた、カナダのTSXベンチャー・エクスチェンジが、LGCが基本文書を提出する必要のある、CLVに共同ベンチャー投資を行うことを受け入れたと発表しました。
LGCはまた、南アフリカのハウス・オブ・ヘンプとの取引を予定しています。LGCはハウス・オブ・ヘンプと共に、医療大麻の研究、栽培、商業製品の製造を計画しています。
(HEMP TODAY 2018年4月23日)
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