カナダのオンタリオ州に拠点を置く医療用大麻の製造業者Maricannは、スイスのヘンプ栽培・加工事業者でCBDを専門に扱うHaxxon AGを850万ドルで買収すると発表しました。Haxxonは、チューリッヒ近郊のレーゲンスドルフに60,000平方フィートの施設を保有しているます。Maricannの発表では、同社は210万ドルを現金で、残りは株式で支払うことになっています。「この契約が3月末までに纏まることを期待している」と、同社は語りました。Haxxonは、ベープ(電子タバコ)カートリッジや、「ノバコ」と呼ばれるヘンプタバコといったヘンプCBD製品を製造しています。Maricannは、カナダ証券取引所に上場しています。
ケンタッキー州の大麻複合施設に500万ドルの投資
ケンタッキー州の企業であるAgTech Scientificは、ヘンプ製品の開発および製造のために500万ドルを投資して、50,000平方フィートの複合施設を新たに作ることを発表しました。AgTechは、ケンタッキー州パリスにあるバーボン郡ビジネスパークに10エーカーの土地を購入し、さらに追加で10エーカーの土地を取得する予定になっていると、マット・ベビン同州知事は近ごろ発表しました。この事業によって、270名の労働者が雇用されることが期待されています。AgTechでは、ケンタッキー州の農場主や他のパートナーを交え、ケンタッキー大学との研究に取り組んでいます。
Cool Hempのコーヒーが米国で発売
カナダの大麻コーヒー製造業者であるCool Hempは、Amazonの小売業者を通じて、米国内でプレミアム・ヘンプ・アラビカ・コーヒーの販売を開始しました。13オンス (369g) 缶のオーガニックかつグルテンフリーの合法なドリップ用コーヒーは、15.99ドル前後で売られているます。オンタリオ州のコーンウォールに拠点を置くCool Hempは1996年の設立で、カナダで最も古いヘンプ食品企業のひとつとなっています。
(HEMPTODAY 2018年1月30日)
関連記事: