米国コロラド州ラブランドで4月6日から7日に開催される、第5回NoCoヘンプ・エキスポでの今年の国際パネリストとして、イタリア、チェコ共和国、ネパールの企業家が参加します。
「これらの業界リーダーは、農業モデルを支援するコミュニティを進展させ、全員が公共サービスの分野で物事をしっかり実行しています」と、NoCoでセッションの司会を担当するヘンプトゥディのカート・レイハーは話しました。「これらの素晴らしい企業が、どのように雇用を生み出し、そしてヘンプに基づく地域経済を築くために革新的であるのかについて、我々はスポットライトを当てたいのです。」
今までに決定したNoCo国際的パネリスト
ラケーレ・インヴェルニッツィ氏は、南イタリアのターラント県クリスピアーノにある加工業者、サウスヘンプ・テクノ社の社長です。彼女は剥皮工場の開発を導いて2015年には軌道に乗せ、新しいヘンプビジネスを生み出しています。インヴェルニッツィ氏はフェデルカパナの共同設立者でもあり、そのイタリアの連合会はイタリア各地で大麻の取り組みを支援し、昨年ミラノで開催され、初の国際大麻博覧会およびセミナーとなったサローネ国際大麻見本市を企画しました。
ハナ・ガブリエロワ氏は欧州におけるヘンプのベテランであり、欧州有数のヘンプコンサルタント、そして食のイノベータであり垂直統合型有機ヘンプ生産企業の1社であるヘンポイント(チェコ共和国)の創設者兼CEOです。ガブリエロワ氏は地元生産者や請負業者と直接取引をして、農園から販売店にかけてヘンプ食品が展開される道筋を常に作り上げています。彼女はチェコ農務省から、ヘンプ専門の有機農場アドバイザーとして認定されています。彼女は国際カナンナビス・カンナビノイド研究所(ICCI)で、大麻の患者を中心とした認証制度(PFC)関連事項にも尽力しています。
ディラージ・K・シャー氏は妻のニヴェーディターさんと共に、カトマンズにあるシャー・ヘンプ・イノベンチャーズ(SHIV)の共同創設者です。シャー夫妻はヨーロッパからシャー氏の祖国であるネパールへ、2015年の大地震の後に帰国しました。その直後には、ネパールの貧しい「最下層民」向けにヘンプクリート住宅建築に使用するため、「野生」大麻から藁を加工し始めました。彼の企業はそれ以来、健康美容や繊維分野で数多くのヘンプ製品に手を伸ばしています。そして「hEmpowering Bottom Up」運動により、SHIVはネパール女性の経済的、社会的発展の推進に取り組んでいます。
NoCoに関するメモ
- コロラド州ラプトンのピュアヘンプ・テクノロジーは、今年のNoCoメインスポンサーです。ピュアヘンプは、産業用大麻製品の生産・ブランド戦略・マーケティングのイノベーターです。
- ヘンプトゥデーの特別国際版が、NoCo用に発行されます。予約締切日は2月15日です。.
- NoCoの今年の特徴は、ヘンプ・サミットと新たな農園と農業シンポジウムの拡大です。
- 今年のNoCo5では、サブゼロ・エクストラクツ、パルメット・ハーモニー、リルズ・ガーデン、ホバン法律グループもスポンサーです。
- 2年目となるエキスポフロアのグローバル・ヘンプ・ビレッジでは、世界各地の商品を展示する期間限定店舗、ヘンプブティックが出店します。
一般の方々はhttp://nocohempexpo.com/ticket-sales/でチケット購入と登録をおこなうことで、NoCoヘンプ・エキスポ、農園農業シンポジウム、業界B2Bデー、ヘンプ・サミットに参加可能です。
(HEMPTODAY 2018年2月7日)
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