先日、大口投資家との提携をお伝えした黒竜江省の科学アカデミーが、今度は、「CBDシリコンバレーとも言えるCBD関連産業の集積地を開発していく巨大プロジェクトをスタートさせます。尚、黒竜江省は、社団法人北海道ヘンプ協会とも提携しています。
中国で「CBDシリコンバレー」を開始するための2200万ドルの投資
黒龍江省のヘンプ企業Shinecoと、鶴崗市にある興山県人民政府は、「地場産業ネットワークを形成し、新たな産業規模の経済を実現することを目的に、農産物から最終製品まで垂直統合された企業を設立することにより、ヘンプ産業の発展を積極的に推進する」と述べています。
Shinecoは先週、黒龍江省に本拠を置く最初の89エーカー(36ヘクタール)の耕作地に種まきを完了したと発表しました。
まずはCBDからの狙い
ShinecoのYuying Zhang会長兼最高経営責任者(CEO)は、「黒龍江省は、気候や土壌条件が良好であるなど、産業用ヘンプの栽培に適した地理的特徴を持っていおり、高品質なCBD製品を開発するために、特殊なCBDを高い割合で含有する種子を用いて、この土地でヘンプを栽培する予定です」と述べました。
Shinecoはプレスリリースで、最終的に3,000エーカー(1,214ヘクタール)から5,000エーカー(2,023ヘクタール)を「質の高いヘンププロジェクト」に発展させる計画だと述べました。
同社は、数種の新たな品種の産業用ヘンプについて共同研究開発を行うとともに、中国科学アカデミー傘下のヘンプ研究センターとなるCBDシリコンバレーとも言える「垂直統合型の大型産業集積地」や、鶴崗市が主催する産業用ヘンプワークステーションを設立するとしています。
CBDシリコンバレー
本契約の一環として両者は、年間30トンのCBD抽出物を生産するCBDシリコンバレー(CBD垂直統合型の大型産業集積地)を設立するために、約2,200万ドルを投資する予定です。
また、その他の医薬品原材料、2,000トンの産業用大麻繊維、500トンのヘンプシードオイル、4,000~6,000トンの大麻の葉なども生産する予定だとShinecoは述べました。
米国NASDAQ市場で取引されているShinecoは、米国デラウェア州にも設立されています。
同社は北京に本社を置き、漢方薬や特殊繊維などを製造し、有機農産物を生産しています。
引用元:https://hemptoday.net/china-cbd-industrial-park/
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