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【公開】三重県明和町、天津菅麻プロジェクト、伊勢麻によくある質問12選まとめ、すぐ活用リンク集としご活用ください。

 

天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクトは、1つの自治体(三重県明和町)、2つの株式会社(伊勢麻、ヘンプイノベーション)、3つの社団法人(伊勢麻振興協会、麻産業創造開発機構、明和観光商社)、2つの大学(三重大学、皇學館大学)の8組織で構成されています。

2017年から伊勢麻振興会による伝統技術の継承を目的とした麻栽培をしてきた基盤を背景に、2023年から麻栽培の作付面積を増やし、伝統から衣食住・薬などの産業利用まで幅広く麻を活用していくことを目指しています。

20234月から栽培がスタートした話題は、各種メディアに数多く取り上げていただきました。ここでは、天津菅麻プロジェクト(伊勢麻振興プロジェクト)においてよくある質問(FAQ)をまとめました。

Q1 日本の産業用大麻の最新情報及び三重県の事例について教えてくれませんか?

A1 下記サイトが参考になります。

明和町・天津菅麻プロジェクト 「麻の聖地」で栽培復活 産学官8団体、産業振興へ

https://www.isenp.co.jp/2023/04/24/91930/ 

1回 産業用大麻(ヘンプ)活用に関する勉強会 23316

https://www.youtube.com/watch?v=Pvnxz1w7scg 

Q2 伊勢麻の伝統的な栽培はどのようにしていますか?

A2 BAPPA SHOTAさんの取材動画が参考なると思いますので、ぜひご視聴下さい。(23分44秒)

https://www.youtube.com/watch?v=oavP69x_1XY 

Q3 大麻研究が始まった三重大学ではどのような取組みをしていますか?

A3 大麻博物館さんの取材記事が参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

「現状では国産大麻で神事すらできない」三重大学で立ち上がった「大麻の学術研究組織」の挑戦

https://finders.me/articles.php?id=3728  

三重大学地域共創展開センター神事・産業用大麻研究プロジェクト

https://www.rcdc.mie-u.ac.jp/project-taima/ 

Q4 なぜ三重県では、他の都道府県に先行して麻栽培ができるようになったのですか?

A4 不合理で、理不尽な過剰規制について粘り強く働きかけをした結果です。その経緯と参考資料は下記になります。

「伊勢麻」栽培免許交付を願う(2016年)

https://asafuku.net/?p=4825 

解説:(株)伊勢麻 松本代表・新田均 皇學館大学教授らが県の不許可決定に不服申し立て(2020年)

https://hemptoday-japan.net/10002

三重県が厚生労働省方針の内容を逆に伝える文書を作成 大麻栽培規制を巡り県議への説明に使用

202252日 東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/175113

伊勢ブランドで国産大麻復権を 規制緩和で期待 三重

2022813日 朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/ASQ8D7KXKQ83ONFB011.html 

産業用大麻のファーストランナーへ、

三重県知事「規制から活用へ、国に先んじて先手先手で対応していきたい」

https://hemptoday-japan.net/13798 

Q5 日本の改正大麻取締法はどのようになるのですか?

A5 厚生労働省による21年大麻等の薬物対策のあり方検討会(全8回)、22年大麻規制検討小委員会(全4回)を経て、23112日の厚生科学審議会 (医薬品医療機器制度部会)にて次のような法改正の方向性が示されています。

①医療ニーズへの対応 → 大麻由来医薬品の製造と使用の解禁

②薬物乱用への対応   → 大麻使用罪の創設

③大麻の適切な利用の推進 → CBD製品のTHC残留基準値の設定

④適切な栽培及び管理の徹底 → 植物の部位規制からTHC成分規制へ

                の変更に伴う管理体制の整備

詳しくはこちらを参照してください。

令和4年度第2回厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会 資料2-22回制度部会資料(とりまとめ) 大麻規制のあり方に関する大麻規制検討小委員会 議論のとりまとめ

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30193.html 

この議論の経緯および栽培面からの法改正の解説は専門誌「農業経営者」を参照のこと。

大麻取締法の75年ぶりの大幅な改正でどうなる?! 日本の産業用ヘンプ(前編)

https://agri-biz.jp/item/detail/5581 

大麻取締法の75年ぶりの大幅な改正でどうなる?! 日本の産業用ヘンプ(後編)

https://agri-biz.jp/item/detail/5611 

Q6 三重県の麻畑見学又は視察訪問をするにはどうすればよいですか?

A6 (1)伊勢麻振興協会の「会友」になってイベントに参加する。(2) HEMP HUBの研修イベントに参加する。このどちらかであれば、伊勢麻生産者が麻畑/加工場を案内します。但し、栽培シーズンの毎年4月から10月末までとなります。

Q7 伊勢麻の原料を使った国産の麻糸づくりや麻織物体験はできますか?

A7 明和町斎宮跡周辺地域は、古には「麻績郷(おみごう)」と呼ばれ、麻を栽培し、麻糸から麻布を生産してきた「麻紡績」の地でした。斎宮の北「神麻続機殿神社」では、今も荒妙(あらたえ=大麻布)が奉織されています。麻の伝統体感講座などを企画していますので、関心のある方はぜひQ12のお問い合わせ先にアクセスをお願いします。

天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト 麻の伝統 体感講座 vol.1 『麻績みを知る・体験する』 https://amatsusugasooumi001.peatix.com/view
天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト 麻の伝統 体感講座 vol.2 『精麻を知る・体験する』
https://amatsusugasooumi002.peatix.com/view

Q8 日本の産業用大麻事情、今後の法改正状況、三重県の先行事例など伊勢麻に関係する質問、意見交換、打ち合わせはどうすればできますか?

A8 月1回ペースで、「HEMP HUB」オリエンテーションをしています。有料になりますが、13名まで1万円でまずはご参加ください。オリエンテーションの中で、お問い合わせの内容を網羅して説明をしています。

Q9 伊勢麻の原料を使った研究開発および商品開発をするにはどうすればよいですか?

A9 月1回ペースで、「HEMP HUB」オリエンテーションをしています。有料になりますが、13名まで1万円でまずはご参加ください。それから、個別相談となります。

Q10 国産CBD原料の販売予定はありますか?

A10 改正大麻取締法が施行された後に、国産CBD原料を使った商品化を検討しています。取り扱いを検討したい方は、月1回ペースで行っている「HEMP HUB」オリエンテーションにご参加ください。

Q11  ところで「HEMP HUB」とは、何ですか?

A11 「HEMP HUB」とは、三重県明和町を拠点とした産学官連携「天津菅麻」プロジェクトの一環として、産業用大麻の全草利用を通じて様々なビジネスの可能性を広げていく企業間プラットフォームです。

Q12 天津菅麻プロジェクトへの取材依頼、講演依頼、「HEMP HUB」オリエンテーションの参加、麻の伝統体感講座などのお問い合わせはどこにアクセスすればよいですか?

A12 天津菅麻プロジェクトを構成する8団体・企業へのお問い合わせは、すべて下記から受け付けています。

https://www.town.meiwa.mie.jp/main/soshiki/senryaku/senryaku02/kikaku/iseasa/2859.html 

今年は、112日(木)~3日(金)のCBDジャーニー&カナコン2023(東京都・渋谷ストリーム ホール)へのトークショーとブース出展参加、1120日(月)~22日(水)に農林水産省主催のアグリビジネス創出フェア2023(東京ビッグサイト)に、天津菅麻プロジェクトとして参加しています。直接対面で関係者と話がしたい、名刺交換がしたい場合は、こちらのイベントもご利用いただければと思います。

天津菅麻プロジェクトのリンク集

三重県明和町 https://www.town.meiwa.mie.jp/index.html

ヘンプイノベーション株式会社 https://hemp-innovation.co.jp/

一般社団法人「伊勢麻」振興協会/株式会社伊勢麻 https://www.iseasa.com/

一般社団法人麻産業創造開発機構 https://hidojapan.org/

一般社団法人明和観光商社 https://dmo.hana-meiwa.jp/

国立大学法人三重大学 https://www.mie-u.ac.jp/

学校法人皇學館大学 https://www.kogakkan-u.ac.jp/

CBDジャーニー&カナコン2023https://cbdjourney-cannacon-2023.peatix.com/

アグリビジネス創出フェア2023https://agribiz.maff.go.jp/

HTJ
集部あとがき。注目すべき点は、一通り上から順番に読んでいただきながら、関連リンクを追っていただけますと、日本の産業用ヘンプの最新情報をキャッチアップしながら、これまでの三重県の軌跡をふまえ、日本の大麻産業のファーストランナーに三重県がなるべくしてなった。という背景におきましても、ご理解と強いご納得がいただけると思います。つきまして、国産ヘンプ産業のこれまでとこれからにご興味のある方は、是非ご一読くださいませ。多岐に満ちたヘンプ産業のあらる産業セクションの入口が「伊勢麻振興協会」、「天津菅麻プロジェクト(伊勢麻振興プロジェクト)」、「HEMPHUB」というプロジェクトを介して創造され始めます。産業入り口のサイズはまだまだ小さいですが、ご興味ある方や参画ご希望の方(仲間)が増えることで、日本の未来のヘンプ産業の入り口が大きく広がっていきます。FAQ12選では、三重大学の大麻研究の取り組みや、なぜ三重県が他の都道府県よりも先行して栽培がスタートできたのか、そして、今後の大麻取締法が改正されたらどうなっていくのかなど、多くの方が気になる情報を網羅して公開しております(中には有料記事へのリンクもございますので、より理解を深めたい方におすすめです)。また、日本の伝統大麻の歴史を知れるリンクもあり、国産CBD原料の予定や大麻製品の研究開発や商品開発などもHEMP HUBというプロジェクトの「月1オリエンテーション」で進行予定です。このように、国内でここまで具体的に伝統も含めて公に、国産ヘンプ産業の動向チェックやその進行に参画できる機会があることは、日本で初めてのことかと思われます。国産ヘンプに関する事業で「何か」を進めていきたいというお思いのある方は、今回のこの記事は、ブックマーク必須のリンク集かもしれません。是非、いつでも確認できるような状態にしておかれると便利かと思われます。三重県の今の大麻産業に対するパワーは国内で唯一無二なので、最大の目的や理想としましては「日本全土をヘンプで埋め尽くす緑地化計画を実現していき、ヘンプで世界一の二酸化炭素吸収国へ」という大きなことを成し遂げていきたいですが、まずは「あらゆる力」は分散させずに、こちらの三重県の産業用大麻のプロジェクトに「一気集中」していくことで、日本の大麻産業の未来は大きく、そして、更なる進化を望めるかと想像します。約2ヶ月後の11月の2日、3日にはCBDジャーニー&カナコン2023、そして、同月の1120日〜22日にはアグリビジネス創出フェア、両イベント共に「天津菅麻プロジェクト」として参加されます。三重県(国産)大麻産業にご興味が少しでもありましたら、この機会も見逃せません。お問い合わせ先やリンク先各種も記事内にございますので、多くの方にご参画いただけることをHTJとしましても楽しみにしております

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HempTODAYJAPAN編集部です。HemoTODAYより翻訳記事中心に世界のヘンプ情報を公開していきます。加えて、国内のカンナビノイド業界の状況や海外の現地レポートも公開中。

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