アメリカ合衆国イリノイ州のシカゴを拠点に置き、大麻の栽培・製造・加工・販売までを一貫して行なっているCresco Labs社(クレスコ・ラボ)は海外進出や他社の買収などを視野に入れる「シリーズD」の資金調達ラウンドを完了し、100億円を調達しました。
これはアメリカのヘンプ産業市場2番目の規模となる資金調達となります。
2018年の上半期に事業拡大の為、経営陣の改変を行う
John Shelz(ジョン・シェルツ)氏はStericycle社(ステリサイクル社)で医療分野に特化した廃棄物処理企業での経験を活かし、ゼネラルカウンセル(GC/法務担当役員弁護士資格を保有し、企業の法務部門を率いる役員)として就任。
Joe Ales(ジョー・アルセ)氏はAbbott Labs社(アボット・ラボラトリーズ)・AbbVie社(アッヴィ)での新薬の研究・開発・販売を行うバイオ医薬品企業の経歴を活かし、上級副執行責任者として就任。
Jim Amend(ジミー・アメンド)氏は世界的なサプライチェーンでの経験があり今回、サプライチェーン担当副社長に就任する事になりました。
クレスコ・ラボ社のチャーリー・バッチェルCEOは、
「今回の資金調達は、投資家のみなさんがカナビス市場は大きく魅力的であり、またクレスコがその業界をリードしていることに共感してくださったおかげだと思います。」と述べました。
今回、同社が100億円規模の資金調達を成功させた要因は、このような優秀な人材を経営陣に招いたの事とに加え、加速しているアメリカの大麻産業の今後を見据えた結果と考えられます。