MENU
カテゴリー
緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

英ヘンプ協会、成長への道筋を模索

英ヘンプ協会、成長への道筋を模索

このほど結成された英ヘンプ協会 (BHA) は、生まれたばかりの英国のヘンプ産業を成長させることを目的とし、多数の関係者の力を結集して、さまざまな障壁を取り除こうとしています。BHAは、11月15日にロンドンで公開の創立総会を開催する予定です。

「大麻を巡る政治的環境がめまぐるしく変化している今、英国のヘンプ産業を育成し、繋げ、そして保護する為の、自国の協会が必要と考えました」BHA創設の取り組みについて、同協会の会長を務めるレベカ・シャマン氏は、このように話しました。2017年に関係者が集まり、出資者とパートナーを募ったのち、今年初めにBHAは正式に創設されました。

目次

ロビー活動の必要性

「ブレグジット (英国の欧州連合からの脱退) により、英国は、もはやEUの規則や法律に縛られなくなります。つまり、英国は世界のヘンプ市場の主要プレイヤーになれる可能性があるのです」と、シャマン氏はヘンプトゥデイに語りました。

現在、ヘンプの栽培には国からの免許が必要ですが、それを撤廃するためには強力なロビー活動が必要となります。この免許制度こそが、ヘンプ産業成長の最大の障害になっていると、シャマン氏は言います。ヘンプ栽培に必要となるのは英国内務省発行の免許ですが、これによりヘンプは国の安全保障問題の一環として取り扱われてしまい、農業関係の管轄ではなくなってしまうということです。BHAの最終的な目標は、全ての障害を取り除き、花から根まで、植物としてのヘンプ全体を製品として加工できるようにすることだと、シャマン氏はヘンプトゥデイに語りました。

一大産業となる可能性

「全ての政治的制約を取り除けば、一大成長産業を築ける可能性があります。それと同時に、環境汚染も浄化できるかも知れないのです」とシャマン氏。そもそも彼女が産業用ヘンプに関心を持ったのは、それが環境汚染の除去に応用できる可能性を秘めていたからです。シャマン氏は、その関心をさらに発展させ、ヘンプ グローバル ソリューションという会社を創設しました。

そしてもう一つ、「中国、カナダ、そして米国の製品が大量に流入してくる前に、自立した産業を育成するための支援を提供していく」という使命もあるのだとシャマン氏は語ります。

さらなる参加者を募集中

BHAが初めて開催する11月15日の交流会では、農家、加工業者、精製業者、建設会社に加え、布地、紙、カンナビジオール (CBD)、食品などの製品を取り扱う企業からも参加者を募りたいとシャマン氏は話します。現在参加しているのは、Hempen Co-operative、Vitality Hemp、THTC、その他の著名企業だということです。

英国のヘンプの歴史

ヘンプは、英国において長い歴史を持つ植物で、大英帝国の拡大に一役買った存在でもあります。英国海軍は数世紀にもわたり、帆、ロープ、網、その他さまざまな用途にヘンプを利用してきました。「英国はヘンリー8世とエリザベス1世の時代に、ヘンプで国が豊かになりました。当時、自分の土地があれば、王家のために1,000平方メートルほどを確保して、ヘンプを栽培する必要がありました。そうしなければ違法で、しかもヘンプを使って納税することすら可能だったのです。」とシャマン氏は語りました。(HEMPTODAY 2018年10月31日)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URL Copied!
  • URL Copied!

AUTHORこの記事をかいた人

日本臨床カンナビノイド学会員。北海道ヘンプ協会(HIHA) 法人会員。

美容クリニックで専門医監修の下、CBDオイルを利用したアトピー性皮膚炎の治療を開始。1年間の観察結果からアレルギー数値と、症状の改善がきっかけで大麻の可能性を一人でも多くの方々に知ってもらいたいと思い立ち、編集局員として参加。

「HEMP TODAY JAPAN」を通じて、「世界の大麻産業」の真実を知ってもらう必要があると考えております。

そして、大麻へのマイナスイメージを払拭がされ、医療分野、産業分野問わず、大麻由来製品を誰でも簡単に低コストで利用できる環境を望んでいます。

2017年6月~青山エルクリニックモニター参加。
2018年5月「Hemp Food, Health & Beauty Summit」(HTセンター/ポーランド)。
2018年8月「中国 黒龍江省ヘンプ産業視察ツアー2018」参加。

目次
閉じる