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1億5,000万ドルの投資を発表したインド協会の巨大プラン

1億5,000万ドルの投資を発表したインド協会の巨大プラン

インド産業用ヘンプ協会(IIHA)は最近、インドのウッタラーカンド州における大麻栽培に対し、110億ルピー(約1億5千万ドル)の投資を発表しました。IIHAのロヒット・シャルマ会長によれば、同協会にはビッグプランがあるといいます。

当該投資資金は、個人投資家のシャルマ氏、チャンドラ・プラカシュ・シャー氏、およびニミット・カスリワ氏が拠出しました。この3人は、名前すら未だ決まっていない、ある企業グループと手を組むことになっています。

IIHAはこの夏、ウッタラーカンド州において試験的に産業用ヘンプを栽培する認可を受けました。同国で認可を受けてヘンプが栽培されるのは、1958年以来初となります。前述の企業グループは、協会、大手企業、研究者、および政府機関と連動する、その他の機関との合弁企業で、インドのヘンプ産業の発展に向けた計画を策定します。IIHAのネットワークには、同協会の取り組みを支援する幅広い省庁や政府当局も含まれています。

目次

栽培および研究への投資

今回の投資は、産業用ヘンプの栽培や研究、および同業界の進展を助けるその他の構想に使われ、特に農家を豊かにし、困窮する地元経済を活性化する、持続可能な発展に重点が置かれるとシャルマ氏は言います。

「私たちは農家と契約し、彼らの土地と労働力を借り上げ、より良い状況で存続していけるようにするための、対話を行おうとしています」と、シャルマ氏はHempTodayに語りました。IIHAによる産業用ヘンプ栽培への投資は、経済成長を推進するだけではなく、農家に対し持続可能な生活を送るための大きなチャンスをもたらします。

在来品種の可能性

「私たちのミッションは、この産業の発展を可能にするロードマップを策定することです」と、シャルマ氏は言います。同協会は栽培の認可を独占しようとはしておらず、他の参加者たちの関与も募っています。「ウッタラーカンド州で栽培を行いたい人たちは、当協会の地域事務所にご連絡いただきたいと思います。我々は、栽培の認可取得に協力することができます。それは特に、農家の皆さんの力になります」と、同氏は言います。

現在進行中の試験プログラムは、在来品種のヘンプの研究、それら候補品種に関する重要データの収集、および栽培や産業化に関する可能性の調査を行っています。インド北部のカシミール地方で収穫される在来種は全て、THC含有量が0.3%未満であることが分かっており、現在世界的に認められている制限量に適合します。「それらの品種は、例えば中国の雲南省で見つかっているものと近い品種です。人間は国境を認識しますが、植物に国境はありません」と、シャルマ氏は言います。

シャルマ氏によれば、ウッタラーカンド州以外にも、マハーラーシュトラ州からIIHAに連絡があったといいます。同州の利害関係者たちは、州独自のヘンププログラムの展開を望んでいるとのことです。一方で同協会は政策面での取り組みも続けており、政府と協力して実行可能な大麻産業を生み出すことと、論拠のあるTHC基準作りに注力しています。

1.5%のTHC水準を提案

同協会は最近、1.5%のTHC制限を提案しました。この水準には、現在の限界量を超えているものの、産業用として適しているより多くの在来品種が含まれます。世界の大部分の国が産業用大麻に対し0.3%のTHC制限を運用していますが、中にはすでに1.0%のTHC基準を承認している国もあります。

またIIHAは、多くの品種を収集・保存するための種子バンクも設立しようとしています。種子バンクの目的は、単に産業用品種のためだけではなく、固有のカンナビノイド統計データを集めるためでもあります。この亜大陸に自生する多様な品種は、さまざまなカンナビノイド比率を持つらしいことが分かっています。

1億5,000万ドルの投資を発表したインド協会の巨大プラン

インド産業用大麻協会のロヒット・シャルマ会長

「私たちはすでに、15%以上のCBDを持つ品種を取り扱っています。あるいは、CBDだけ、CBCだけ、またはCBNだけしか持たない品種もあります。1種類のカンナビノイドのみ、若しくは主要なカンナビノイドと、非常に低い水準の量の他のカンナビノイドしか持たないものもあります」と、シャルマ氏は言います。

CBDの先を見つめる

「これらのことは重要です。なぜなら、未来はCBDだけにあるのではなく、OBGやCBCにも可能性があるからです」とシャルマ氏は言い、各カンナビノイドが内因性カンナビノイド・システムに与える影響について、十分なデータと調査結果が明らかになれば、より純度の高い化合物、もしくは最大量の化合物を含む品種の価値がさらに高くなると指摘します。「それらにより、さまざまな条件や症状に対し、それぞれ専用の調合法を作り出すことができるようになるでしょう。それが私たちの目指す将来像です。時間はかかるでしょうが、今すぐに始める必要があるのです」と、シャルマ氏は言います。

シャルマ氏は今年ヨーロッパで開催されたEIHA会議に出席した後、カナダを訪問し、自身のミッションを共有、帰国したばかりでした。同氏は個人的に、カナダのヘンプ産業と最近の大麻合法化を強く支持しています。

同氏は、カナダの「様子を見ながら方針を決める」やり方を好み、同国政府は米国などの他国とは異なり、実際に人々の話を聞いているように感じると言います。他国では多くの議論があるものの、その実現に業界は悪戦苦闘しています。

シャルマ氏は、この産業が展開されれば、発展途上国が優位に立てる可能性があると示唆します。「発展途上国には、その実現のための動機が、より強くあります。しかし先進国市場と競争するまでには、時間がかかるでしょう。10年かかるかもしれません」

 

現在のIIHA会員:

Hemp Pharma AMRO Pvt LTD

Chandra Parkash Shah & Co.

Miltex Ltd.

Canadian Hemp Foods

TV5 Ltd.

Athelia Life Science Ltd.

Organic Wellness Pvt LTD

Hemp Age

Oriventor Engineering Ltd.

Pytologix LLP

Dabur Research Ltd.

Alexa Pharma Ltd.

Crown Agro Pvt. Ltd.

Hemp Horizon Pvt. Ltd.

Altshift Pvt LTD.

Hempage

Cross bow logistics.

Golden Fibre Ltd.

Recorn Fibre Ltd

Hrim Pharma Pvt. Ltd.

Tara Medicos Ltd.

Polygon Chemical Ltd.

MyCB1 B.V

Ernexo Holding B V

Canna Power B V

HEMPTODAY 2018年10月31日)

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AUTHORこの記事をかいた人

日本臨床カンナビノイド学会員。北海道ヘンプ協会(HIHA) 法人会員。

美容クリニックで専門医監修の下、CBDオイルを利用したアトピー性皮膚炎の治療を開始。1年間の観察結果からアレルギー数値と、症状の改善がきっかけで大麻の可能性を一人でも多くの方々に知ってもらいたいと思い立ち、編集局員として参加。

「HEMP TODAY JAPAN」を通じて、「世界の大麻産業」の真実を知ってもらう必要があると考えております。

そして、大麻へのマイナスイメージを払拭がされ、医療分野、産業分野問わず、大麻由来製品を誰でも簡単に低コストで利用できる環境を望んでいます。

2017年6月~青山エルクリニックモニター参加。
2018年5月「Hemp Food, Health & Beauty Summit」(HTセンター/ポーランド)。
2018年8月「中国 黒龍江省ヘンプ産業視察ツアー2018」参加。

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