アメリカの2大学が大麻の中核拠点設立プロジェクトを推進

米国のグループが大麻の中核的研究拠点設立を推進
NHA会長のジェフ・ファーリング氏(左端)は代表団を率いて、オランダに本拠を置くHempFlax社のCEOであるマーク・レインダース氏と会談しました(左から2番目)。なお、ヒュー・マッキー氏(Flaxcraft社)、ジェフ・ウィリアムズ氏とエリン・ウィリアムズ氏(ウィリアムズ農園)、エリカ・マクブライド氏(NHA)、キャメロン・マッコイ氏(リーハイ大学)が米国側から出席しました。

米国の大麻関係者のグループは、アメリカの産業用大麻の商業化を発展させるための中核的研究拠点の形成を進めています。ペンシルバニア州に所在する2つの大学(リーハイ大学およびジェファーソン大学)と非営利団体である全米大麻協会(NHA)およびペンシルバニア大麻産業協議会(PAHIC)が共同でプロジェクトに取り組んでいます。

 NHH会長とPAHIC会長を兼任するジェフ・ファーリング氏はヘンプトゥデーの取材に対し次のように語っています。

「米国の産業用大麻の商業化においては、家内工業から商業規模に移行すべき段階に近づいてきています。産業規模を広げていく中で最も重要なのは、新製品、マーケットの動向、最終製品に至るまでのコストを検討しながら、サプライチェーンの各段階を精査することでしょう。」

 数百万ドル規模の構想

 ファーリング氏によると、数百万ドル規模の構想の一環として、産業用大麻の研究拠点の有用性を実証するために、ペンシルベニア州南東部の地方農家から3千エーカー(1,214ha)の農地を大麻栽培用に受託したとのことです。

 「中核的研究拠点」の構想に対し政府から指定を受けることで、米国農務省からの資金調達につながる可能性があると同グループは述べています。目標達成のために、既に学術分野や非営利団体のネットワークへ連携を拡大しているとともに、大麻の栽培と加工に必要な技術を有する世界的な企業との関係作りを進めています。

 サプライチェーンの調査

 ジェファーソン大学では、昨年、医療用大麻とヘンプの研究施設としてランバートセンターを開設しました。ジェファーソン大学ではサプライチェーンマネジメントプログラムを開設しており、米国の鉄鋼産業を構成する各段階における技術学校となっています。なお、同様のプログラムはリーハイ大学でも用意されています。このセンターでは、関係者や投資家にレファレンスサービスを提供するとともに、サプライチェーンの研究や新製品開発を行っているようです。PAHICとリーハイ大学は、昨年ペンシルベニア州で承認された16件の大麻研究プロジェクトのうち3つに参加していました。

 ヨーロッパでの協議

 ペンシルベニア州の代表団は、最近ヨーロッパで行われた会議の中でオランダ企業の大麻栽培および処理装置に関して、HempFlax社(オランダ)へ広報活動を行い、協力関係の可能性について話し合いました。

 HempFlax社は、ヨーロッパで規模が最も大きく有名な大麻関連企業の一つであり、環境に優しく栽培された麻や亜麻繊維で作られた製品の生産者です。同社は収穫や加工技術も発展させており、ルーマニアに関心を寄せています。(HEMPTODAY 2018年1月10日)

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