大麻産業関係者と活動家は、世界保健機関(WHO)の前で、医師、患者、そして研究者らが、その分析および大麻の利点などを説明した4日間の公聴会から、明るい反応を得ています。
WHOは、その歴史上初めて大麻のみに的を絞った専門委員会の第40回特別会議をジュネーブで開催しました。
「誕生して70年目の年に、世界保健機関(WHO)は遂に、自らが創出する事に加担した不正 −偏見のある科学的プロセスに基づく“大麻は医学的価値を持たない”という嘘を是認した事− を修復するための措置を取る事になった。」と、Foundation for Alternative Approaches to Addiction (FAAAT)は、声明で述べました。
FAAATは、依存症、規制薬物、および依存を引き起こしやすい植物または物質に関する問題に取り組む、国際的な非政府、非党派、かつ非営利の団体です。FAAAT&doは、バルセロナ、ジュネーブ、ニューヨーク、パリ、ウィーン、から参加するグローバルな専門家たちの協働ネットワークを集約しています。
FAAATは、2009年以来、医療大麻とその派生品に関する科学的方法論と、データの包括性を強化するために、国連システムに圧力をかけています。
WHOの結論は、国際法を変え、世界各国の国内政策に影響を与える可能性が高いと言えます。
この公聴会では、医師、患者、研究者、そして医療用大麻に関する批判的見解で知られているINCB(国際麻薬統制委員会)などの国際機関からの証言がありました。
彼らの作業の成果は数週間は公表されませんが、麻薬委員会が再開される今年12月の会期中に、国連のすべての国に公式に発表される予定です。
(HEMP TODAY 2018年6月7日)
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