ヘンプ活動家のRas Chikomeni Chirwa氏は、来年のマラウィ大統領選に独立候補として出馬を検討していると述べました。
ナイヤビンギ・ラスタファリアン派の長老であるChirwa氏が大統領の座を獲得する可能性は低いと見られますですが、彼の参戦は、東南アフリカの人口1800万人の小国におけるヘンプの認知度を高める一助になるかもしれません。マラウィ大統領選に*ラスタファリアンが出馬するのは今回が初めての事です。
*編集局注:ラスタファリアンとは、ラスタと呼ばれる宗教と、それに基づく生活様式を実践する人の事。大麻を宗教上神聖なものとして扱っている。
他のアフリカ諸国の政府同様、マラウィは世界銀行やアメリカ合衆国国際開発庁などの出資者からの国際援助に大きく依存しているため、未だに続くヘンプとマリファナの混同は、より広範な発展の妨げになるかもしれません。マラウィ政府関係者は、もし国がヘンプ産業発展に完全に乗り出した場合、それらの資金がストップされるのではないかと恐れています。マラウィには、これまで産業用ヘンプとマリファナを一緒に扱ってきた歴史があります。
マラウィのヘンプ活動家は、同産業が前進すれば、干ばつやタバコ生産の減少により打撃を受けている同国の下降経済を助けることができるかもしれないと話しています。
(HEMPTODAY 2018年4月9日)
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