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どうやら、それは患者数が爆発的に伸びている欧米でも同じようです。 こうした非常時に精神的に消耗してしまう人々が大勢居る中で、カリフォルニアは最低限の市民生活を守る上で「大麻は必須」と判断したようです。
大麻は生活必需品? 救世主!?
カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム知事は19日、全ての州民に自宅待機を求め、バーやショッピングモール、ジムなど、「生活(生存)に必須でない」全てのビジネスに休店を命じる新しい州知事令を発表し、現在同州では多くの店舗やオフィスが閉じられた状態となっています。
「必須サービス」には、ガソリンスタンド、薬局、食料品店、ホームセンターなどが含まれるなか、ロサンゼルスをはじめ、サンフランシスコやサンホセなどの多くの郡では行政から「大麻薬局も必須」とみなされ、営業を続けています。
多くのカリフォルニア人は、大麻による救済が今回の危機に不可欠であるという信念をすでに実証しているようです。
サンフランシスコを拠点とする大麻宅配プラットフォームのEazeは、水曜日(3月18日)に、2019年の同日と比較して2倍以上の初回注文を受け付けた事を発表しました。
市場調査会社のヘッドセット社は、ベイエリアの住民に自宅待機勧告が出され、サンフランシスコの大麻薬局が一時的に閉鎖を命じられた今月16日には、前年比で売り上げが160%近く増加したことを示しました。
ネバダ州、ワシントン州、コロラド州での大麻の売上も、週の初めに急増しています。
大麻茶や蜂蜜、ミントなどのメーカーであるキココ社の共同設立者であるアマンダ・ジョーンズ氏は、今週初めに売上が130%増加し、「特に、落ち着いた感覚を提供する目的で配合された高CBD製品がよく売れている」と述べました。
彼女によると、同社のカリフォルニア州エメリービルのパッケージング施設は、通常の25人ではなく、従業員6人未満でオーダーに応えている状況のようです。
また同社は大麻薬局むけのサービスだけでなく、消費者むけにも、配達員に身分証を提示するだけで商品を受け取る事ができる特別なプロトコルを取り入れたといいます。
ニューヨーク保健局も、医療大麻薬局は不可欠だと考えています。ネバダ州とコロラド州では、各個人が1.8mの距離を取るという「社会的距離」に関する勧告を遵守している限り、大麻薬局は開店を継続する事が可能で、またイリノイ州の大麻薬局では、患者への配達を提供しています。
ジョーンズ氏は、大麻企業や患者、支持者からの圧力を受けて、サンフランシスコ市が月曜日に発表した大麻薬局を閉鎖するという決定を同日中に覆したことを心強いと述べました。
「この出来事は、人々が大麻を必要としているという強いメッセージを州に送ったと本当に思います。大麻は単なるレクリエーション活動ではありません。それは人々を落ち着かせてくれるものです。それは彼らの不安軽減に役立ちます。睡眠に役立ちます。これは痛みを和らげるのです
— 今回のような非常時にこそ、そうした人々が必要とするものなのです。」
と、ジョーンズ氏は述べました。
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