三重県明和町では麻糸産み後継者養成講座を実施中
2023年からスタートした産官学連携の伊勢麻振興事業「天津菅麻(あまつすがそ)プロジェクト」では、麻糸産み後継者養成講座を実施しています。
三重県明和町において、古には「麻績郷(おみごう)」と呼ばれ、麻を栽培し、麻糸から麻布を生産してきた「麻紡績」の地であり、斎宮の北「神麻続機殿神社」では、今も荒妙(あらたえ=大麻布)が奉織されています。
一般社団法人日本古来の大麻を継承する会の方を講師に、初級、中級、上級講座を実施し、麻糸作りの技術力を研鑽するための「麻糸産みサークル」も実施しています。
10月13日(日)には麻と絹を機織する2つの神社でのお祭り
神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)・神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)では、10月13日(日)に神宮奉納前に両神社で、鎮謝のお祭りが行われます。
入門講座である10月14日の参加者を募集中
~日本古来の麻で麻を織る~入門講座+麻績み体験+織体験
お祭りを体感しその後、ワークショップを行いませんか?
麻績みは、手から手へと、受け継がれてきた手仕事です。しかし現代では、様々な事情で大麻糸が激減しています。日本古来の麻糸作りは、機械で生み出すことが難しい技術です。手わざの大切さ、その奥深さを知り、体験してみませんか?
産業レベルの麻糸作りを続ける、麻糸績み技能者「よりひめ」だからこそお伝えできる「技」と「心」をあなたにお届けします。
実際に績み紡いで、麻糸を作り、今回は、よりひめレベルの高品質な麻糸を使って、小さな布を織りあげ根付に仕上げます。
ほんの小さな麻布ですが、市場にない伊勢麻の布をご自身で織りあげてください!
・日本古来の麻糸作り(種から布になるまで)
・大麻の糸作り(糸績み・実演)
・大麻の糸作り(糸紡ぎ・実演)
・技術継承について
・麻績み体験(績む、紡ぐ)
・伊勢麻糸を使い織体験
日 時:令和6年10月14日(月・祝) 12:30~16:30(17:00)
集合場所:いつき会館 ( 〒515-0325 三重県多気郡明和町竹川1050−2)
開始時間:①3セット(入門講座+糸績み体験+織体験) 12:30~16:30(17:00)
②1セット(織体験) 15:10~16:30(17:00)
参加料金: ①3セット 8,000円(材料費込み)
②1セット 3,000円(材料費込み)
募集人数:各5名(事前申込制)
※昼食のご用意は御座いません。各自、昼食を済ませてからご参加下さい。
参加申込先