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米大手コルゲート社が「CBDデオドラント剤」を開発

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CBDデオドラント剤で特許を取得

 

米国の消費財大手Colgate-Palmolive社は、CBDを配合した制汗剤の特許を取得したと発表しました。この特許は、ハンドソープ、ボディソープ、シャンプー&コンディショナー、化粧品など、健康的な皮膚や髪の毛を作るパーソナルケア製品への応用につながる可能性があるといいます。

 

同社によると、ロールオン、スティック、ジェル、エアゾールタイプで販売するこの制汗剤は、肌に刺激を与えない製品へのニーズの高まりとCBDへの関心の高まりを受けて開発したとのことです。

 

肌への刺激が大幅に軽減

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Colgate-Palmolive社によると、CBDを制汗剤に配合することで、従来の有効成分である塩化アルミニウムやジルコニウム塩などによる肌への刺激や炎症が驚くほど軽減されたといいます。

 

また、CBDを含む有効成分は、遺伝子レベルだけでなく、タンパク質レベルでも抗刺激性の効果があることがイン・ビトロ(試験管内)検査で示されたと述べています。

 

同社によると、製品化した状態で最終的に40%まで含有する金属性の制汗剤成分と組み合わせた場合、CBDや他のカンナビノイドは、オイル状での含有量が0.001~5.0wt.%まで配合することができると述べています。

 

Colgate-Palmolive社は、この特許出願時に、世界人口の50%が敏感肌であると指摘し、「したがって、カンナビノイドで有効な抗刺激成分を開発してパーソナルケア製品に配合し、刺激物によって引き起こされる皮膚の赤み、ヒリヒリ感、かゆみ、などを許容範囲内に抑え、顧客満足度の向上が期待できる」と記しています。

 

CBC・CBG・CBT製品なども研究

 

Colgate-Palmolive社は、今回の特許出願でCBDを特に強調していますが、他のカンナビノイド、CBC(カンナビクロメン)、CBG(カンナビゲロール)、CBT(カンナビシトラン)なども、このような消費者向け製品に使用できる可能性があると述べています。

 

同社は、CBDを含有するオーラルケア製品の特許も保有しており、これらは抗炎症作用に加えて抗菌作用も向上するとのことです。

 

同社は昨年初めに、ニュージャージー州の Hello Products 社を買収しました。Hello Products社は、CBDを含む歯磨き粉、マウスウォッシュ、リップバームを製造しているメーカーで、ブロードスペクトラムのヘンプオイルとヘンプ抽出物を使用したオーラルケア製品などを製造しています。

 

 

HTJ

歯磨き粉をはじめとするパーソナルケア製品市場で莫大なシェアを誇るコルゲート社が、CBD製品に本格参入の姿勢です。

今回のように、CBGなどの他のカンナビノイドやヘンプに含まれるテルペンなどの天然成分は、既存の製品との親和性も高く、その有効性が世界中の企業や研究機関によって証明されています。

あとは規制やコストの問題ですが、この世界の流れを見ていると、その足かせが外れるのも時間の問題と言えるでしょう。

 

引用元;https://hemptoday.net/colgate-palmolive-has-developed-antiperspirant-with-cbd/

 

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AUTHORこの記事をかいた人

HTJ編集部ライター NORI

海と自然をこよなく愛するヘンプオタク。
ヘンプの素晴らしさを多くの人に知ってもらう為、HTJにライターとして参画。
不動産業界、福祉業界、オーガニック業界などでキャリアを積み、現在はフリーランスとして活動中。

健康への関心が高く、以前はヴィーガンで、現在はペスコベジタリアン。

趣味はサーフィン、WAVEウィンドサーフィン、スノーボードなどのExtremeスポーツと、海外ドラマの深夜イッキ見。

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