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緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

メキシコ最高裁が個人使用の大麻解禁を命令

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ついに最高裁判所が決断

 

メキシコの最高裁判所は今週、成人による大麻の使用を禁じる現行法を違憲と判断し、これを非犯罪化したうえで、所持および栽培を許可するよう、行政に命令を下しました。

 

2018年、最高裁判所は、成人による大麻の私的使用と栽培を犯罪とする連邦法は違憲であると判断し、2021年4月30日までに、成人による大麻の使用を規制する法律を制定するようにメキシコ議会に求めていましたが、上下両院は、期限までに同意に到りませんでした。

 

この期限は、2019年11月に一度タイムリミットを迎え、「一度きり」の条件のもとで延長されたものでした。議会がこの期限を守れなかった事により、裁判所は独自に規制を設ける権限を得たのです。

 

最高裁の Arturo Zaldivar 判事は、「今日は、自由にとって歴史的な日です。大麻の娯楽使用において、人格の自由な形成が、より強固に守られるのです。」と述べました。

 

今週月曜日に、裁判所は、個人使用量の大麻の所持または栽培を希望する18歳以上の一般市民に向けて許可証の発行を開始することを、メキシコ保健局に義務付けました

ただし、販売などの商業を伴う活動は、依然として違法のままです。

 

残るは米国のみ

 

カナダは2018年に大麻を合法化しており、今回のメキシコ最高裁判所の決定によって、北米で大麻を扱えない場所は、米国のごく一部の州のみとなりました。

 

米国の大麻活動団体 NORML の副所長ポール・アーメンターノ氏は

「裁判所によるこれらの訴訟により、米国は北米において、唯一連邦法で大麻を禁止している飛地になりました」

と述べています。

 

Yosuke Koga

立法・行政プロセスを経ないままでの、異例の形となりましたが、これによってメキシコは極めて限定的とはいえ、大麻を合法化しました。

まだまだ課題は山積みですが、一向に進まない立法を裁判所がプッシュしたのは画期的な事です。

残るは米国のみとなった北米大陸ですが、大麻解禁に消極的なバイデン大統領は、いつ、どのような決断を下すのか、興味がつきません。

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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