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緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

米国のヘンプ作付け面積が減少、しかし農家数は増加

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未だに不確定な規制や、2019年以降に収穫された余剰生産物、そして卸売価格の下落などが原因で、今年の米国のヘンプ作付け面積は前年を下回っています。

 

 

Hemp Industry Daily が47の州農業省から集めた情報によると、今シーズンの認可されたヘンプの作付面積は、465,787エーカーです。

 

 

業界団体である Vote Hemp が昨年秋に発表したデータによると、2019年に34州で認可された作付け面積は合計511,442エーカーで、2018年の4倍を超えていました。

 

 

しかし今年は9%減少しています。

 

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2014年の農場法案が全米でのヘンプのパイロット・プログラムを認可して以来、ヘンプの作付け面積は今年初めて減少に転じるだろうと、多くの業界関係者によって予測されていましたが、現実のものとなりました。

 

 

2019年にヘンプの生産に関する法律が可決され、USDAの承認後、新しい州がヘンプ生産に参入していますが、現在までの総作付面積は昨年より減少しています。

 

目次

数字の内訳

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一部の州では屋外栽培と屋内栽培を分けてカウントしていませんが、これを行っている27州のうち、屋内生産は93,666,091平方フィートまたは2,150エーカーを占めており、産業ニュースGreenhouse Growerの年間ランキングによると、米国の首位100社の屋内生産者は2億2000万平方フィート弱の屋内生産量があるとしています。

 

 

Vote Hempの統計では、各州は今年、合計21,496の農家にライセンスを供与しており、2019年に34の州で認可された16,877件に比べて27%増加しています。 2019年に認可された生産者の数は、2018年に比べて476%増加していました

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7つの州ではまだ栽培面積が判明しておらず、かつ生産者が引き続きライセンスを申請しているため、これはまだ最終的な数字ではないと見られています。

 

 

 

また、加工業にもライセンスが必要な州では、4,485のライセンスを付与しています。ただし、いくつかの州では、加工業のライセンスは不要であるため、米国内では現在判明しているよりも、はるかに大きな処理能力があるとみられます。

 

 

2014年以降ヘンプ生産をリードしてきた州では、今年は面積が著しく減少しています。2018年に認可された上位10のヘンプ栽培を行っている州のうち、ニューヨークとノースカロライナの2つの州だけが栽培面積と登録栽培者数を共に増やしています。

2020年の予測

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しかし、こうしたライセンスの発行数は、実際の栽培量を必ずしも反映しているわけではありません。

 

2019年にVote Hempは、511,442エーカーのうち23万エーカーが実際の栽培面積になると予測しました。

 

「ライセンス供与は意図を示す良い指標ですが、種子やクローンへのアクセス、資金不足、経験不足など、さまざまな要因により、認可された面積よりも実際は大幅に小さいことは以前からわかっています。」と、Vote Hempのエリック・ステンストラ代表は述べました。

 

 

Vote Hempは、作物の不作や規制に不適合な作物などの要因により、2019年に栽培された作付け面積の50%から60%が実際に収穫されたと推定し、その結果、2019年には合計で115,000〜138,000エーカーが収穫された実際の面積とみており、今年もこの傾向は続くと思われます。

 

カンナビノイドを超えて

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アナリスト The Jacobsenの2020年5月の生産調査に基づくと、2020年の生産量のうち実に79.4%はカンナビノイド生産に充てられ、そのうち14.5%はCBGを多く含む品種に焦点を当てています。

 

 

調査では、2020エーカーの2.5%が繊維品種に、3.6%が穀物用として栽培されることが示されました。

 

 

Hemp Industry Dailyの2019 Hemp&CBD Factbookによると、生産者の94%が昨年カンナビノイド生産のためにヘンプを栽培し、10%が主に食用となる種子、11%が繊維と茎のために栽培されました。

 

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コロナ禍の始まる前、Vote Hempのステンストラ氏は2月の産業用ヘンプ・サミットで、今年は多くの農家が穀物または繊維・食物兼用作物を栽培し始めるだろうと予測しました。

 

 

また、農機メーカーであるHemp HarvestWorksのAndrew Bish CEOによると、ヘンプ農家のあいだで繊維と穀物の品種への関心が高まっているといい、今年は穀物と繊維向けの収穫機に関する問い合わせは、以前よりも多く寄せられていると述べました。

 

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しかし、生産者が何を栽培しようとも、計画こそが成功への鍵であると、HempFlaxのCEOであり、欧州産業用麻協会の会長であるMark Reindersは述べています。

 

 

「収穫計画がない場合や、加工施設と契約を結んでいない場合は、ヘンプを植えないでください。総生産量の見積もりは、インフラ全体が整っている場合にのみ機能します。 …あなたの考える市場調査から始めて、次に作物の生産に移るのですが、計画を立てずに種子を植えれば資本を失うことになるでしょう。」とレインダーズ会長は語りました。

 

Yosuke Koga
非常に興味深いデータですね。栽培面積が減った反面、生産者数が増えたという事は、伸び率が鈍化したとはいえ小規模農家の参入が増えたという事でしょう。

 

このまま、各州政府には規制を緩和して農家のためになる大麻政策を実行してもらいたいものです。

 

しかし、減ったとは言え465,787エーカーですから、やはり広大です。

そんな米国といえども、たった5年前は、日本と大して変わらない状況だったと考えると、これはグリーンラッシュの勢いを物語る、本当に「爆発的な」成長です。

 

日本にも、そのようなニュースをお伝えできる日が来るのでしょうか?

 

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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