画像:引用元
米国では大麻企業を「必須」と見なした
画像:引用元
多くの州当局は、コロナウイルスの大流行の間、米国の大麻企業を「必須」のビジネスと見なし、彼らが店舗を開けたままにすることを許可しました。
そして現在、そうしたマリファナ・ビジネスの一部は、COVID-19との闘いに必須の製品、手指消毒剤の製造に着手しています。
ハワイから東海岸まで、こうした企業は大麻製品の製造プロセスを使用して、コロナウイルスの蔓延を抑制するために使用する消毒ジェルを製造し、寄付しています。
画像:引用元
彼らの設備は消毒剤製造に親和性が高いようで、プロセスの変更や高額なコストをかけることなく、製造が可能ということです。
これは、現在のような困難な時期に、大麻企業が地域社会の利益を最優先に考えているサインであり、同時に、長期的には収益を向上させ、大麻企業の社会的信頼性向上に役立つ可能性があります。
画像:引用元
企業がこうした道徳的な活動を実践するにつれて、より多くの顧客や質の高い従業員を引き付けることができるからです。
そして将来的には、これらの企業は、コミュニティへの貢献を評価する規制当局と最終的にうまく連携できるようになるでしょう。
コロナウィルスとの戦い
画像:引用元
大麻企業だけが、手指消毒剤の製造に転換しているわけではありません。
たとえば、アメリカのクラフト・スピリット・アソシエーションによると、酒造メーカーも手指消毒剤の製造を開始しており、現在、蒸留酒生産メーカーのじつに75%が参加しています。
大麻企業はまた、医療従事者に必須の製品を提供する方向に転換することにより、医療従事者向けのマスクなどの保護具を製造をはじめた衣料品メーカー The Gap などの、他の大手企業の描く支援プランに同調しています。
画像:引用元
●カリフォルニア州サンタローザの大麻企業 CannaCraft は、生産スペースの一部を消毒剤の調合およびパッケージングのために使用するように変更しました。
「手指消毒剤が不足しているという報告を聞き始めたとき、我々には従業員や業務に悪影響を与えることなく支援できるであろうことを知っていました」とCannaCraftのジム・ハウリガンCEOは語りました。
会社には、必要な成分はすでに手元にあり、パッケージ変更によって使用しなくなった予備のハンドポンプ・ボトルもありました。
社内の化学者は製造法を考え出し、同社は局所用の製品を製造するために使用しているものと同じような技術とプロセスを利用することができました。
●マサチューセッツ州では、州全体の36の大麻企業を代表するディスペンサリー協会が、地元の病院に寄贈するべく手指消毒剤の製造を開始できると語りました。
●ハワイに栽培、加工、小売施設を所有するホノルルのアロハ・グリーンホールディングスは、医療用の手指消毒剤を製造していると発表しました。
この製品は、同社の経営する2つのディスペンサリーで医療用大麻患者に無料で提供されます。
しかし現在は生産が本格化するまで、患者一人あたり1.7オンスのボトル1本までの制限があります。
●カナダの大麻生産者であるOrganigramはTwitterで、同社がニューブランズウィック州の生産施設から500リットルのエタノールを寄付して、地域のヘルスケアコミュニティの手指消毒剤に転用することを発表しました。
記事:引用元