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ハワイの大麻合法案は、自動的に大麻所持での収監なしに!
ハワイにおいて、少量のマリファナの所持は、もはや法によって罰せらる事はありません。
昨年、大麻を非犯罪化する法案が提出され、デビッド・イゲ知事(D)は署名しなかったものの、却下もしなかったため、そのまま自動的に法律として発効しました。
今後、3グラム以下のマリファナを所持する個人は、収監される可能性はありません。
罰則は、130ドルの罰金だけとなり、同時に過去の大麻所持の犯罪歴(個人使用のみ)も抹消となりました。
大麻所持で収監されない第26番目の州に
これによってハワイは、昨年大麻の非犯罪化を実現したニューメキシコ州とノースダコタ州とともに、マリファナの単純所持によって収監される事のない第26番目の州になりました。
もともとの法案では、より高い所持量を想定していましたが、立法プロセスを経るにつれて段々と減っていったという経緯があります。
イゲ知事は、非犯罪化法案を進めることを渋り、これを「非常に厳しい選択」と表現し、法案の成立を決定する前にこの問題について「一進一退した」と述べました。
今後のさらなる改革は、知事との厳しい戦いに直面する可能性もあります。
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知事は、自身が連邦法と矛盾していると考える大麻政策の実施について懸念を表明していますが、民意と時世に押し切られた形です。
ハワイの所持量の規定値は、非犯罪化政策を承認した他の州と比較してかなり低いですが、支持者はこれがより広範な改革への第一歩であると、一様に楽観的です。
そして今後、複数の他の州も同様の改革の動きを見せると予想されています。
バージニア州知事は水曜日に連邦州で非犯罪化を求め、ニュージャージー州知事は、11月の地方選挙に先立って同様の法律を可決すべきだと議会に求めました 。
まだ非犯罪化の段階ですので、産業と呼べるようなものが生まれてくるにはシステムとして貧弱ですが、しかし、この決定がハワイの観光産業に大きな影響を与えるのは、容易に想像できますね。 青い海、白い砂浜、ヤシの木、気持ちい風、そこに大麻がお咎めなしとなれば、世界中から観光客が押し寄せるでしょう。 今後の本格的な産業化を実現するための制度作りはこれからですが、大麻が観光と結びついた時の爆発力はラスベガスの前例が既に証明しています。 今後が楽しみなハワイの動向から目が離せませんね。
引用元:https://www.marijuanamoment.net/hawaiis-marijuana-decriminalization-law-is-officially-in-effect/