written by Andrew Kelly
今回の記事原文は、Andrew KellyがHempTODAYにて公開したコラムです。
CBDバブル崩壊後に起きる出来事は?
画像:引用元
CBDバブルが崩壊しようとしているのでしょうか?それは素晴らしい事です!
でも、私の意見では、それほど早急には起こらないと思います。長期的には、この「バブル崩壊」は市場を枯渇させることはなく、むしろ拡大させるでしょう。
CBD製品は、低所得者や日常生活でこれらの製品を必要とする人々にとって、より安価に購入できる様になるでしょう。
また、現在のヘンプ産業界はCBD生産に偏りすぎており、その結果としてすべてのバイオマスが無駄になり、すべての茎が遺棄され、すべての繊維が失われているという現状に対して、それは新たな取り組みを惹き起こすでしょう。
これはおそらく過去10年間でヘンプビジネスに起こる最も良い出来事です。
生産者が「独自性」を備えた製品を作成しようとするため、他の160種のカンナビノイドにも注目が移るだけでなく、大麻草の全体像を把握し、農業および加工技術から、炭素およびヘンプ・プラスチックまで、すべての面で刺激的な開発を行っているイノベーター達にも力を与えるでしょう。
食品部門におけるヘンプシードの可能性は膨大です。
瀬戸際のビジョン、いざ、持続可能な生産へ
また、CBDバブルの崩壊により、抽出物生産者は自身の廃棄物の市場開拓を迫られるでしょう。
現在は捨てられている茎などの部分から、製紙や織物、バイオ燃料が出現し、石油化学プラスチックは歴史書の中へと追放されるでしょう。
私たちは新しい産業革命の瀬戸際にいます。現在進行中の「緑の産業革命」は、おそらく想像もできないような方法で世界を変えるでしょう。しかし、それは大麻植物全体を利用することによってのみ起こる革命です。
今日の使い捨て文化の問題はまさに、すべてが使い捨てであるということです。資源が減少するにつれて、廃棄物の山は高くなっていくのです。
我々は、この悪循環を閉じる必要があります。エネルギーループを閉じ、真の持続可能性を実現するために、リサイクル可能な製品を生産する必要があるのです。
おそらく多少のCBD価格の値崩れは、巨大製薬会社の大麻に対する熱意を冷まし、スマートな活動を続ける中小企業の居場所を広げ、新たな製法や全草を利用した製品を前面に押し出すでしょう。
政府側の学者がうやむやに、典型的な恐怖監視
私は最近、政府のシンクタンクに参加しました。そこである学者は、THCの優れた点だけでなく「危険」についても語っていました。
私は彼に産業用ヘンプ(> 0.2%THC)の葉の販売または消費を提唱するかどうか尋ねてみると、彼は「私は自己投薬を支持しません」と答えました。そこで、それに関して説明を求めると、彼は「THCの有害な影響」について曖昧な回答を重ねました。
そこで私は、脱炭酸してTHC-Aまたはデルタ9に変換しない限り、THCには向精神作用がないため、彼は無用にTHCを悪者にしようとしていると伝えました。*この点に関しては編集部内で疑問が提示されており、現在調査中です。
また、自然発火を除いて、人体内でこの反応を引き起こすのに必要な温度を達成するのは不可能であることを伝えました。彼はこれを指摘してくれたことに感謝し、同時に私からの最初の質問を完全に無視しました。
個人的には、近い将来、食料品店にバジルと一緒に麻の葉が並んでいて、それを家に買って帰り、先祖が楽しんでいたような多くの料理を作り出すことができる日が来ることを楽しみにしています。
Andrew Kelly:「ヘンプと派生製品について、特に一次加工における安価な剥皮技術に関してリサーチを進めている」
関連記事はコチラ
引用元:https://hemptoday.net/whole-plant-hemp/
CBDバブルが崩壊しようとしているのでしょうか? 願わくばワシントンDC全体にそのエコーが鳴り響き、植物全体の使用を始めますよう。。。