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マルタ共和国が、むこう3年間で10億ユーロの医療大麻輸出を表明

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マルタ共和国のジョセフ・ムスカット首相は、同国が今後3年以内に、約10億ユーロ(約1,171億円)相当の医療大麻製品を輸出する予定である事を明かしました。

経営学博士でもあるムスカット首相は、米国とカナダの訪問の最後に「国がアイデアとプロジェクトにおいて革新的である時、国際的な関心を引き付け、投資を促す」と述べました。

 

同首相は、tvm.com.mtへのコメントで、「アメリカやカナダの投資家とのミーティングにおいて、そのように感じた。私たちがニューヨークで見つけた最大の関心事は、金融サービス部門とブロックチェーン部門のDLT(分散型台帳技術)でした。カナダでは医療大麻に、そして米国ではブロックチェーンに関心がある。」と述べました。

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首相は、政府の外郭団体である Malta Enterprise から、既に基本合意書を取得済みの20の企業以外にも、カナダ企業から多くの投資を集めていると自信を示し、「(医療大麻の)輸出は来年の第1四半期から始まります。これらの企業の3年目までの輸出は10億ユーロ(約1,171億円)以上に達し、900人の雇用が創出されると推定していますが、さらに多くの関連企業を誘致可能です。」と述べました。

 

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人口たった40万人で、その面積は東京23区の半分、GDP 56億ユーロという小国にとって、むこう3年で10億ユーロという額は、些か巨大すぎるように聞こえますが、経営学で博士号を持ち、欧州連合議員でもあった同首相によるこの発言は、大麻産業の勢いを反映していると言えるでしょう。

引用元:https://www.tvm.com.mt/en/news/substantial-investment-in-malta-by-canadian-companies-in-medical-cannabis-sector-900-new-jobs-to-be-created/

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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