8月3日にMusium of Weed(大麻博物館)が、ロサンゼルスに9月29日までの期間限定でオープンしました。
この催しは、大麻宅配サービスウェブサイト「ウィードマップ」のメンバーが主導し、3万平方フィート(約843坪)のスペースで、「何十年にもわたる政府の取り締まりやプロパガンダにもかかわらず、大麻草の知識を広め、大麻解放運動を続けてきた生産者や愛煙家、そして活動家たち」の物語を盛り込んだインタラクティブで情報に富んだ展示となっています。
8テーマに分かれた展示
展示は、以下の8つのテーマに分かれています。
1. 禁止前
2. 狂気の時代
3. カウンターカルチャー革命
4. ドアの向こう
5. 収監
6. 思いやりの一服
7. 合法化
8. ラボ
大麻宅配企業weedmapのマーケティング
画像:引用元
Weedmaps Museum of Weedについて、Weedmapsの最高経営責任者であるChris Beals氏は、
「我々のゴールは、大麻とその社会的役割に関する誤解を解き、大麻の取り締まりが米国やそれ以降の様々な社会団体に及ぼした影響について市民の意識を向ける事です。」
と、発表で語りました。
こうした社会正義を掲げる事は、間接的に、同社が提供するウェブやモバイル・プラットフォームである「ウィードマップ」のマーケティングでもあり、新興メディア”Vice”のクリエイティブ・エージェンシーであるVirtueとの共同作業です。
「Weedmapsに求められる需要の1つは、消費者に大麻についてや、安全で高品質で合法的な大麻製品をどのように入手できるか等を、世界中の消費者に知ってもらうことです」
とWeedmapsのCEO、Chris Beals氏は言います。
「ウィードマップはまた、大麻の合法化を進め、麻薬戦争の影響を最も受けた人々が、合法市場でチャンスを得ることを確保するための中心的なミッションを持っています。この催しは、大麻草や社会におけるその歴史的役割を伝える事で、これらの目標を推進していると考えています」
Weedmaps × Viceの共同創作が織りなす世界観
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もちろん、こうした展示は全て映画やデジタル機器を通じて伝えることができましたが、Virtue社のクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・サントロ氏は、ここでの優先事項は単に注目を集めることだけではないと言います。
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「人々のアテンション・スパンは驚異的に狭く、デジタルやビデオを使ったプラットフォームを通じて興味を手に入れる方法はわかっていますが、一方で、消費者が本当に学ぶことを愛していることもわかっています。彼らは教えられると言うことを好きではありません。長く続く印象を作ることは、人々の興味を得ることよりも重要だとわかっていました。だから、大麻草の歴史に完全に没頭させるために、実際に触れる事ができる身体的な体験がコンピューターには提供不可能な限り、本当に魅力的な体験を通じて消費者を教育する事が私たちにとって最も強力な方向性でした。」と、サントロ氏は述べました。
残念ながら、現場で購入できる大麻やCBDはありませんが、カフェがあり、大麻草をテーマにした商品を集めたギフトショップもあります。
会期は9月29日まで、開催場所は720 North Cahuenga, Los Angeles, CA 90038で、オンラインで35ドルでチケットを手に入れることができます。
The Museum of Weed in Los Angeles is a marketing hit https://t.co/15FCTxsgKX
— Fast Company (@FastCompany) August 7, 2019
Chris氏は、「そしてもちろん、今は2019年ですから、インスタ映えするモノが沢山用意してあります。」と言ってますので、LAに旅行がてら、Museum of Weedに立ち寄って、面白い写真をインスタにあげてみれば、いいねが増えるかもしれません。
引用元2:https://www.fastcompany.com/90387034/the-museum-of-weed-in-los-angeles-is-a-marketing-hit