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HHC 草の根 有識者会議

「レタス」を「大麻」に。植物工場の技術で世界へ

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大麻栽培にアルゴリズム採用、完全自動のキットをスマホで管理

もちろんHTJは、日本国内での大麻栽培を推奨しているわけではありませんが、今日ご紹介するテクノロジーは植物工場に関するものです。この分野の研究は、日本では千葉大学などが行っており、先日お伝えしたタイの医療大麻生産でも日本の技術が採用されています。

日本の植物工場では、レタスでの応用が主に目立っていますが、この「レタス」を「大麻」に変えると、100倍以上の単価に変わると言われてます。作物を変えるだけで、数千億円規模のビジネスに繋がる可能性があります。

ただし、当然、日本では法律上取り組めない「現実」がありますが、これが、合法の国(州)だったらどうでしょう。

今、日本の植物工場の技術は世界と比べて頭一つ抜けていると言われています。

 

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植物工場などの都市型農業の技術は、今後海外でも需要が伸びていく事が予想され、かつ日本が得意とする分野だと思うので、あえてHTJでも取り上げました。

こうしたマシンやソフトウェアの開発は、日本国内にあっても大麻産業に参入できる、一つの方法です。

輸出向けにシステムを製作してグリーンラッシュに乗ってみてはいかがでしょうか。

スマホアプリで完結、アルゴリズムで全管理

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アメリカ各州の大麻合法化は、数千種の大麻草を合法的に入手可能にしました。

そして、大麻使用者の多くは、未だに自分自身の大麻を育てる事に魅了されています。また、近くに大麻薬局がないために大麻を育てる人もいるかもしれません。

大麻栽培は、単に種子またはクローンを植え、それに定期的に水を与えるだけでなく、細心の注意を払うプロセスです。

高品質の作物を作るためには、特別な照明、一定の温度、湿度、栄養、および多くの他の要因が必要なのです。

しかし、幸運なことに、より容易に家庭で大麻草を栽培するための解決策があります。

これらの解決策の1つは、大麻の成長過程全体を管理し、スマートフォン上のアプリを介して制御することができる特殊なポッド、ホームグロウデバイスと言われるSeedo(シード)というサービスが存在します。

レタスで失速、そして、大麻ビジネスに転換

初期のシード(Seedo)は、大麻を育てるためのプラットフォームではなく、なお且つ、家庭用には開発されていませんでした。1999年、技術者のマイケル氏と農学者のヤコブ氏は、共同で、40フィートの大型コンテナで野菜を栽培できるシステムを開発しました。

彼らのプロジェクトは成功しましたが、出来上がった作物の価格が高すぎて、それを販売可能なアイデアに昇華させることができませんでした。

マイケル氏とヤコブ氏は、この時に開発した技術の規模を縮小し、自宅で大麻を育てるのに役立てるため、2012年に、もう一度合流しました。2013年に現CEOLevy氏が入社し、シードポッドの最初の試作品が作成されました。

その後、数年の間この装置は、多くの改良や試作品を経て、20177月に初の製品版シードが完成し、同社は事前注文の受付を開始しました。昨年11月に出荷を開始し、これまでに50台の機械を納入。


同社は既に3,000台の事前販売を行っています。

簡単栽培、自動アルゴリズム、シード(Seedo)の魅力

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シードは、大麻が成長サイクルの間、使用者(ユーザー)の介入を必要としません。

「マシンは完全に自律しています。アルゴリズムが全てを管理するのです」とLevy氏は語りました。

ユーザーは、種子またはクローン苗を植え、装置を自分のスマートフォンとペアリングして、自分が植えた株の品種を選択するだけでよいのです。

「ユーザーは、いかなる手間もなく、5株まで育てることができます」と言います。

シードは、装置へのドアが閉じていれば、内部の環境は、いかなる外部要因によっても影響されないため、最も効率良く機能しますが、2株以上の栽培では、剪定するために、扉を時々開ける必要があります。

加えてユーザーは、数ヶ月毎に、空気フィルタおよび水フィルタ、ならびにミネラルおよび栄養カートリッジを交換しなければなりませんが、それ以外に手入れも必要ありません

2019年末に量産化予定、商業目的用のサイズを販売

Levy氏は、「家庭での生育のための大麻ポッド(Seedo)を大量生産するほか、Seedo社自身もそのルーツに立ち返り、

産業規模での大麻栽培に向けて、最初のコンテナを再設計

しています。」と述べました。

「私たちのシステムの利点は不動産を必要としないことです。

ユーザーに必要なのは、コンテナを置くための空きスペースだけ

なのです。

テクノロジーがポッド内の生態系全体を支配しているため、一度システムが稼働すると、誰でも商業目的で大麻を育てることができるようになります。」

と同氏は語りました。

 

2019年末に量産化を目指し、2020年第1四半期に納入を開始します」

栽培技術に加え、医療大麻企業の研究もサポート

また、大麻栽培技術の開発に加え、腫瘍を治療し、その拡散を予防する可能性のあるカンナビノイドを特定する研究を行っているCannabics Pharmaceuticals Inc. OTC:CNBX)とのパートナーシップを確立しました。

Cannabics社は、昨年Seedo社に100万ドル程度の転換社債を発行し、1月には普通株式に転換しました。

CannabicsSeedoのパートナーシップは、両社のアルゴリズム間のシナジーを生み出すことを目的としています。Levy氏によると、CannabicsSeedoのマシンを使用して同じ条件下で大麻を育て、変化を比較研究することができるため、研究プロセスをスピードアップできるという事です。

元は、レタスの植物工場の設計から始まって、頓挫したプロジェクトが、サイズを変えてグリーンラッシュに参入

その後、資金調達を果たして、医療研究のために最初のプロジェクトがもう一度日の目を見るなんて、プロジェ○トXに取り上げられそうなストーリーだと思いませんか。

引用元:https://www.benzinga.com/markets/cannabis/19/07/14035401/algorithms-manage-everything-one-israeli-companys-mission-to-make-marijuana-growing-effortless?utm_source=Benzinga+Cannabis+Insider+Newsletter+-+Delivered+Weekly&utm_campaign=1efeff616d-MailChimp_Cannabis_Newsletter&utm_medium=email&utm_term=0_4af33b5f7f-1efeff616d-309467713

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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