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元Yahoo CEOが大麻に参入、テック最前線から大麻最前線へ

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Yahooのトップから大麻産業へのジョブチェンジ

Carol Bartz女史は、数十年前から米国のハイテクブームの最前列に座り続けてきました。

ヤフーの元最高経営責任者である彼女は、今日の大麻産業とハイテク産業との間には類似点があるとみています。

Bartz氏は今年、テレビのインタビューに答えて「まるで20年前のハイテク業界に戻ったようです」と語りました。「成長の可能性は非常に高く、人々の生活を変える方法もたくさんあるので、私も参加します」と語りました。

Bartz氏は、今年3月、カリフォルニア州に本拠を置く垂直統合型大麻企業Caliva社の取締役会長に任命されました。彼女はCalivaに、ハイテク産業への深い理解をもたらしてしています。

きっかけは痛み止めとして使った大麻クリーム

Bartz氏は、1968年に初めてコンピューターをプログラムし、1980年代と1990年代にサン・マイクロシステムズのグローバル・オペレーションを管理し、Autodeskとヤフーを主導した後、2011年にヤフーの取締役会によって罷免されました。

昨年9月、Bertz氏は、大麻クリームがテニスが原因の痛みを和らげるのに、どのように使えるかを取締役会の仲間を通して学びました。

両方の膝関節置換術を受けたゴルファーである彼女は、カリフォルニア州の医療・レクリエーション用大麻の店を訪ねることにしました。

Bartz氏は、「私には、各大麻薬局が、患者である私に何を推奨するか、そして何故そうするのかを知ることが重要だった。だから、私は消費者の側から自分を教育し始めました」と述べました。

アメリカンフットボール殿堂入り選手も投資

彼女の夫は、 CalivaCEOであるDennis O’Malley氏の両親とたまたま友人だったので、昨年12月に彼女を招いて社内ツアーを行いました。Bertz氏は感銘を受け、同社が1月に確保した7,500万ドル(約81億円)の資金調達に投資しました。この資金調達には、アメリカンフットボールの殿堂入りしている元クォーターバックであるジョー・モンタナ氏も投資しています。

マリファナ・ビジネス・デイリーは、Bartz氏とブランディング、戦略、取締役会、そして大麻産業経営者がテクノロジーの世界から学ぶことのできることについて語りました。

Q. 今日の大麻産業と初期のハイテク産業との間の最大の類似点と相違点は何だと思いますか?

これら二つの産業が共に持っている最も重要なことは、A、正しい製品を作ること、B、人を見つけることです。

非脅威的かつ教育的な方法で公衆に合法的にサービスを提供することは、大麻産業がハイテク産業から学んでいることです。

Q. 大麻産業のマーケターは、どのようにしてハイテク産業から学ぶことができるでしょうか?

ハイテク産業の始まりに、私たちがやりたかった事は、人々に情報を投げかけることでした。

「これは、この速度で、何ビットで、何バイトで、すなわちそれはこれを意味しますよ」といった事です。

大麻でも同じことが起きています。

大麻製品のパッケージの表示を見てみると、「なになにが何パーセント含有」など、それが何を意味するのかについて、ほとんどの人が手がかりを持っていません。あなたがマーケティングを考えるとき、最も重要なことは、「私の語りかける相手は誰か」です。

相手が二十代であれば、語りかける方法は確かにあります。しかし、十人十色です。色は異なり、積極性も異なります。そして、世代を上るにつれて、あなたは「ここで私は、何を成し遂げようとしているのか?私のメッセージは何だろう?」と問う事になるでしょう。

Q. Yahooでは、どのようなことを学び、それがCalivaでの現在の業務に反映されていますか?

ハイテク産業の世界では、「人、人、そして人」という言葉があります。あなたには、アイデアはあるかもしれませんが、そのアイディアを優れた人たちが進めていく必要があります。カリフォルニアでは人を雇うのが難しいのです。

優秀な人を集めるのに苦労します。時間がかかります。ハイテク企業の副社長を探すには3カ月かかるかもしれません。

Calivaには5カ月かかるかもしれません。しかしそれは、応募者が揃っていないからにすぎません。

Q. 大麻事業への投資に関して、どのような関心を持っていますか?

様々なベンチャーキャピタルの方々とお話しするとき、不安を感じるパートナーもいます。他のパートナーは、「本当に、これを我々のリストに載せたいと思いますか?」と言います。

今、この業界に参入している人々は、そこに本当の科学があり、本当の製品開発があることを知っている人々です。私は、弊社の新しいローションが気に入っています。

ひざ、こめかみ、首の後ろ、腰、そしてゴルフの後には足や手などに使っています。それをつけると、10分で痛みがなくなります。

そこには、裏づけとなる科学があり、実際に効果をもたらす製品の開発があるのです。

Q. 大麻産業に参入するにあたって、最も難しかったことは何ですか?

わたしはすべてについて自分を教育しなければなりません。私は、マーケティング、販売、パートナーシップの基本を知っています。

私は50年近くこの仕事をしてきました。

しかし、もし私がこの会社を代表しようとするなら、私は彼らの製品とその方法を理解する必要があります。

そして、規制は常に変化していて、且つ街ごとに違っているので、それを知ることです。

Q.取締役会の会長としての最優先事項は何ですか?

私は、彼らのために人材を調達し、人々に何らかのアイデアを与えることを試みてきました。

私は面接を多く行っているので、候補者は私と面会することになります。

大麻産業では誰にとっても、「あなたの戦略とは何か」が最も重要なことだと思います。

なぜなら、それは陣取りゲームのようなもので、いろいろなものをとらえすぎて、実際には何も持っていないかもしれないからです。

最も基本的な戦略とは、他の誰とも競合しない何かです。

だからこそ、取締役会は良いのです。なぜなら、日々の業務に侵されていないからです。私がハイテク産業で学んだ事は、何かがこのスピードで動くとき、「優先事項のリストは何か、そして、あなたがどれだけ早く成長したり拡大したりできるかに、その優先事項が関係しているか」を、判断する事が、経営の第1の課題だという事です。

引用元:https://mjbizdaily.com/what-can-cannabis-learn-tech-industry-ex-yahoo-ceo-current-caliva-chair-carol-bartz/

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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