本年7月7日から会員限定サイトにて購読可能となりました
( 一社)日本臨床カンナビノイド学会(JCAC)の公式ジャーナル(学会誌)が世界的な生物医学系の学術出版社であるMary Ann Liebert社の“Cannabis and Cannabinoid Research”に決定し、本年7月7日から会員限定サイトにて購読可能となりました。
“Cannabis and Cannabinoid Research”は、2016年1月に創刊され、インパクトファクター:3.7を有し、医療用大麻、カンナビノイド、および内因性カンナビノイドの生化学的メカニズムの科学的、医学的、および社会心理的探究に専念する査読済みのオープンアクセスジャーナルです。
Cannabis and Cannabinoid Researchの対象範囲
本学会誌の内容は、下記の通りです。
・内因性カンナビノイド系の生化学プロセス
・カンナビノイド受容体およびシグナル伝達
・大麻とカンナビノイドに基づく医薬品
・最適な投薬および薬物動態
・短期および長期の脳および行動への影響
・毒性試験
・神経因性疼痛および慢性神経傷害を含む鎮痛効果
・てんかん、多発性硬化症および緑内障を含む神経学的障害
・大麻の抗痙攣薬および鎮痙薬としての使用
・HIVを含む免疫機能および慢性炎症
・ガンおよびガン関連治療
・マリファナの誤用と依存のスクリーニングと評価
・社会的、行動的、公衆衛生上の影響
・倫理、規制、合法化、公共政策
なお、本学術誌は、1992年発足のICRS(International Cannabinoid Research Society)および2000年発足のIACM(International Association for Cannabinoid Medicines)の先駆的な2つの国際カンナビノイド学会の公式ジャーナル(学会誌)です。
学会会員になると、個人購読より毎年5万円以上安価に購読可能
Cannabis and Cannabinoid Researchは、個人購読すると523.00米ドル(73220円:1ドル=140円換算)の費用が掛かりますが、本学会の正会員(医療従事者)になれば、2万円(入会費1万円、年会費1万円)でオンライン購読が可能となります。
2025年以降の改正大麻取締法/麻薬及び向精神薬取締法の施行に伴い、カンナビノイド医薬品の流通が日本でも予定される中、日本国内の医療従事者、医学薬学系の研究者によるCannabis and Cannabinoid Researchの購読者が増えると思われます。
さらに、カンナビノイドの基礎から応用研究まで幅広い領域をカバーした
Cannabis and Cannabinoid Researchへの日本発の論文投稿が増えることが期待されます。
Cannabis and Cannabinoid Research(本学会のロゴマークをご確認下さい)
http://www.liebertpub.com/overview/cannabis-and-cannabinoid-research/633/
過去のバックナンバーの購読/閲覧は、会員限定サイト「学会誌へのアクセス」からお入りください。
2016年~2018年 年1回発行(オンライン&印刷出版)
2019年~2020年 年4回発行(オンライン&印刷出版)
2021年~現在 年6回発行(オンライン&印刷出版)
(一社)日本臨床カンナビノイド学会 WEBサイト