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養鶏飼料にヘンプ導入へ申請

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ヘンプ加工飼料を養鶏に

米国ヘンプ飼料連合(The U.S. Hemp Feed Coalition : HFC)は、米国飼料管理当局者協会と米国食品医薬品局の獣医学センターに対し、同団体初の大麻製品である産卵鶏用のヘンプ加工飼料の承認を求めていると発表しました。

 

この飼料は、ヘンプシードケーキ及びヘンプシードミールと呼ばれるものです。これらは、どちらも圧縮されたペレット状の乾燥飼料で、ヘンプシードオイルを抽出した後のTHCフリーのヘンプシードの副産物です。 ヘンプシードミールには、タンパク質、可溶性と不溶性の両方の高レベルの食物繊維、および必須アミノ酸が含まれています。

 

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写真:左が加工前のヘンプシード、右がヘンプシードケーキ

 

ヘンプと飼料業界の専門家や研究者による、2年間にわたる期間を経てまとめられた、この飼料の承認申請は、ヘンプシードケーキとミールを一貫して栽培および処理できることを実証する米国全土からの臨床試験と共有分析証明書に基づいています。

副産物から新市場を開拓

 

HFCは、他のヘンプ副産物である食用油、堆積物、種子の殻、及びパルプなどを研究し、飼料成分としての可能性を調査すると述べています。

HFCのエグゼクティブディレクターであるハンター・バフィントン氏は、「ヘンプの加工を通じて、安全で健康的な副産物を商品化することで、農家と加工業者の収益が得られ、業界が今後数年で成熟するにつれて安定した供給が構築され流でしょう。」と述べました。

ヘンプ飼料連合は、2018年にパイロットプロジェクトとしてスタートし、2020年に非営利団体として結成されました。同団体は、その目的を「ヘンプの生産者と加工業者が、数十億ドル規模の動物飼料およびサプリメント市場にアクセスできるようにする事。農家から畜産家までのローカルサプライチェーンを完成させる事。」としています。

 

引用元:https://hemptoday.net/u-s-group-applies-to-feed-hempseed-meal-and-cake-to-laying-hens/

 

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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