北欧デンマークを拠点として、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本と、世界中で展開されている「ENDOCA」。 この度、「ENDOCA JAPAN」代表の松本敏さんがHTJのインタビューに応じてくれました。
ENDOCA CEO ヘンリーの探求
鎌倉のENDOCA SHOP にて インタビューに答える ENDOCA JAPAN ディレクターの松本氏。
顧客への丁寧なサポートに集中するため、これまで広告やメディアへの露出などは控えて来たという。
HTJ:
松本さん。お久しぶりです!
ヘンプトゥデイとして、以前からENDOCAさんと意見交換はさせてもらってましたが、会社についてこうして松本さんにインタビューをするのは初めてですね。(笑)
早速なんですが、日本でもようやくCBDという言葉が浸透しつつあるように感じています。
それよりもっと以前からENDOCA製品は日本にもありましたよね?
ENDOCAが実際にスタートしたのは何年目になりますか?
松本:
正確な数字は出せないんですけど、会社としてENDOCAを登記したのが2014年です。
ENDOCAのCEOヘンリーの活動は、2000年頃なのでもう20年近くになるんじゃないでしょうか。
ヘンリーは元々遺伝子学者でありドクターなんです。
学者としてアフリカで、エイズ治療に参加している時に薬害を見てしまって、自分が治療していると思っていたことが、大きな被害を起こしていたことを目の当たりにしてしまったようです。
薬のシステムや医療ビジネスに落胆してしまって、彼が大学でずっと学んできたことに対しての疑念が浮かび、医学の道から離れたと語っています。
そして、アフリカを離れて、自然薬に対して興味を抱くようになり旅を初め、いろんなハーブを使っていくうちにヘンプの持つ自然の力に惹かれていくようになっていったんです。
彼はデンマークに戻ってから「Heart」という名前のクリニックを作り、そこで自然薬やヘンプ食品を使った治療を始めました。それがENDOCAの始まりです。
HTJ:
だからオーガニックへのこだわりが強いんですね。
日本でも「オーガニックCBD製品と言えば ENDOCA」という印象を感じるのは、そこにルーツがあるからなんですね。
ENDOCA SHOPの棚に並ぶ、こだわりの製品群
松本:
ヘンリーは遺伝子学者でもあったので、ヘンプに含まれるCBD成分に対しても、論文などで調べつくし、80年代の大学のアーカイブを見つけ、その中に書かれているカンナビノイドシステムや、CBDの薬理的作用について知ったんです。
医療的な根拠がいくつも見つかった時に、彼は「医学を学んできたのに、なぜ誰もこれについて教えてくれなかったんだ?」と、疑問に感じたそうです。
それくらい、人間の免疫システムや体のバランスを整える神経伝達においても、CBD成分はもちろんヘンプが医学的に重要であることがわかったんですね。
そして、彼はこの社会システムについて疑問を抱き、その医学的な部分からみた社会構造を調べていくうちに「何かしらの大きな力が働いている。」という確信を持ち、「既存の医療システムに依存する事なく、自然薬を使って自分で道を切り開いていこう」と決断してヘンプとCBDの研究を初めていったんですね。
それが2000年代初頭です。
メディカルマーケットを中心に。そして日本へ
ENDOCAの創業者 Henry Vincenty (ヘンリー・ヴィンセンティ)
HTJ:
ヘンリーの想いの深さが伝わってきました。
そのあとENDOCAがスタートしたってことなんですね。
松本:
先程の話の続きになるんですが、ヘンリーは診療所などでCBD抽出物を渡して、患者さんのフィードバックをもらうということを繰り返しました。そこでどんどん回復していく患者さんを目の当たりにしていったんです。
それをキッカケにして、オンラインでもっと世界中の多くの人にCBD製品を提供したいという想いから、2012年にCBDオンラインストアを開設したんです。
すると、世界中からオーダーが殺到するようになり、オンラインストアで集まった資本を元に、研究所を作りCBDをより高濃度抽出する高度なマシンを導入し、そこをCBDラボ「ENDOCA」という名前にしました。
そこが正式なENDOCAの始まりです。
ENDOCA (エンドカ) は「エンドカンナビノドシステム」からとった名前で、当時は殆どの人が知らなかった名前です。今でもまだ知らないという人が大半だと思いますが、人間にとってとても大切なシステムということに彼は気づいて「エンドカ」にしたんです。
その後、ENDOCA製品はヨーロッパを中心にアメリカへと広がっていきました。
ヘンリー自身が医療をベースに始めた会社なので、メディカルマーケットというのを非常に大切にしていましたし、薬理的な効能を追求していきました。
色々なカンナビノイドが入ることによる、複合的な力(アントラージュ効果)を追求していて、だからこそ、ヘンプの種から製品になるまで、一貫してENDOCAは全部やっているんです。
ENDOCAが今後成長していっても品質を担保するという意味とつながっています。
HTJ:
なるほど。
それだけヘンリーがこだわりを持って、品質管理から販売先までこだわってるからこそ、私たちにもお客様にもオーガニックが全面的に感じられると言うわけですね。
ENDOCAが日本で販売が開始されたのは、いつからですか?
松本:
2017年頃から日本への販売も積極的でしたが、ENDOCA JAPANと正式に言えるようになったのは昨年、2020年6月からです。
それまでは正式にENDOCA JAPANではなかったんです。
以前は、それぞれがENDOCAから製品輸入をしていて、僕はデパートや百貨店などにディストリビューションしていましたし、今のチームの何人かは別会社でメディカルマーケットにエンドカを卸していました。
その2つが重なって今のENDOCA JAPAN があります。
日本のメディカルマーケット
店頭には ENDOCA の冊子が。残りわずかだった。
HTJ:
以前、聞いていたことがあったんですが、臨床CBDオイル研究会を中心にして医療従事者のグループを作り、ENDOCAを卸されたりしているという話ですが、どのような形でグループを作られているんですか?
松本:
ENDOCA JAPANのチームにメディカルマーケットに精通しているメンバーがいて、彼らを中心に臨床CBDオイル研究会を結成しているんです。全国に370名以上のドクターがENDOCAのCBDを使って、それぞれに臨床データを取っていただいてるんです。
近々学会もやる予定があります。
実際、ドクターがCBDのフィードバックを患者さん達からもらっているんですが、良い結果になっている方が多いということです。
そういった方々と一緒に、どのようにしてメディカルにCBDを活用していけるかを研究しています。
HTJ:
臨床CBDオイル研究会を通して医療従事者とグループを作りCBDの臨床データを集めるという活動は、とてもありがたい事だと感じます。
個人的な話なんですが、僕はこの業界に携わるきっかけになったのは、アトピー性皮膚炎で昔から体が弱かったので、CBDを試したからなんです。その時は、それこそENDOCA製品を使っていました。
白色ワセリンにCBDオイルをドロップして肌に塗布していたんですが、知り合いのクリニックの先生がCBDに知見があったので監修してもらうことができたんです。そのような知見がある先生に出会えるのも、ENDOCA JAPAN のような活動をしている方々があってこそだと思います。
それで1年ぐらい血液検査、アレルギー検査などで体の状態を見てもらったのですが、大きく数値が改善されたんです。
その当時、使っているCBDがオーガーニックであるというのは、皮膚の弱い僕にとって安心でした。
松本:
そうですね。とても言い難いことなんですが、全てのCBD製品が同じような効果があるわけではないんですよ。
僕自身も重度の自律神経失調症で、2年間社会からドロップアウトしている時期がありました。
それこそ当時は全身がこわばって呼吸もまともできない状態で「生きたい。自身を治したい」というのが真っ先にあったので、徹底的にいろんなブランドを使ってみたんですよ。
やっぱりその中で品質の差っていうのが如実にあって、「なんじゃこりゃ」みたいな製品にもたくさん出会いました。(笑)
そう言った意味で品質を徹底することは、消費者に届けるためにも一番大事にしなければいけないです。
こだわりがあるからこそ、そこの部分を可視化して、安心感を持たせてあげることは徹底しなければいけない部分かなと思っています。
HTJ:
ENDOCA製品の取扱店舗は、どれくらいの数になるんでしょうか?
松本:
正直把握できていないです。先にお話しした研究会の参加メンバーだけでも370クリニック。
あとは伊勢丹さんやコスメキッチンさんのような百貨店やデパートの店舗、また路面店で販売されているお店などがあります。
そのあたりを合わせるとドクター以外でも100店舗以上はあると思います。
ただ基本的に実店舗をお持ちの方、またはカスタマーサポートの体制がしっかりしている方々に限定させて頂いていますので、取引は比較的慎重です。
ENDOCAのCBD製品は健康上の問題に対して利用している方が多いので、売りっぱなしにならない体制ができることを心がけています。
HTJ:
すごい広がりですね。
松本:
でも、まだまだだと思います。
僕らの目標は、2030年までに「塩やニンニクと同じレベルで全ての一般家庭にCBD製品を届けること」です。
今の顧客層の中心はビーガン、ヘルシー思考が高い方、マインドフルネスやオーガニック食品を扱っているところだったりして、いわゆるアーリーアダプター層なんです。
ここから別のフェーズに向かっていく必要があります。
結局エンドユーザーの認知度がまだまだ低いので、ようやく企業さんたちの認知が広がってきている印象です。情報に対して敏感な人達しか使っていってない状況で本当に根付かせるのはここからだと思うんですよね。
ようやく市場にCBDが準備されたっていう状態で、ここからもっと社会に実装していくとか、日常的に使っていく人が増えるのは、これからだなと思っています。
そのうえで僕達も店舗を構えて、どういう風にCBDなどのヘンプ製品を生活に利用するとか、どういうメリットがあるのかを伝えるイベントを行って、啓蒙していく場を作っていく考えです。
HTJ:
効果的ですよね。
実店舗を構えて、本当に顔と顔を合わせながら、その場でカウンセリングしてお客様に接客できれば、買う側としても安心だし、何もわかんない状態でいきなり来るお客さんにも、CBDについてキチンとわかってもらえるのでメリットしかないですね。
人気商品とこだわり
HTJ:
ENDOCAのこだわりやマーケットがわかったところで、今の売れ筋商品と最近のおすすめをお聞きしてもいいですか?
なぜそれが人気なのかも教えていただきたいです。
松本:
こちらの商品はベーシックな3%のオイルになります。
HTJ:
これが一番人気ですか?
松本:
そうですね。
定番のCBDオイルって言われると皆さんこれをオススメしてます。
ENDOCAの特徴として、CBDオイルって基本的にキャリアオイルって呼ばれるココナッツオイルかオリーブオイルやMCTオイルか何かで割ると思うんです。ヘンプのエキスを抽出して、 CBDのクリスタルを抽出して入れると思うんですけど、ENDOCAは同じヘンプの抽出物でCBDオイルを作っています。
要は同じ品種のヘンプシードオイルを使っているんですよ。
ヘンプシードオイルをベースにしているので物に一貫性が持てるんですよね。
ヘンプの抽出物を出した後に、ヘンプシードオイルで割った抽出物は濃度がかなり濃いので、それを薄める作業、溶かしてパーセンテージを調整するんです。
CBDは一般的に、繊維や建材など産業用に利用される産業用ヘンプから抽出されるですが、ENDOCAではメディカルヘンプと呼ばれるヘンプを利用しています。
メディカル用途のみに限定されるため、オーガニックな土壌で厳格に品質管理されているので品質も安定しています。
ヘンプシードオイルも同じ畑から取れたものを使っているので、1つのボトルの中に同じ土壌で取れたオイルだけで出来ているのも特徴です。
またENDOCAでは、ヘンプの種の遺伝子バンクを有していて、1000種を超えるヘンプの種を保存しています。
毎年適切な種を選んでいるんですよ。
HTJ:
濃度、色、味が濃いですよね。体感も深い感じがします。
松本:
アントラージュ効果が全然違うと思います。
テルペン、フラボノイド類がしっかり入っていますし、匂いを嗅ぐと柑橘系の匂いがふわっとしますよね。
日本に輸入するためにはTHC濃度を0%まで減らす必要があるので、そうするとオイルがサラサラになっていくんです。不純物を抜いていくと、最後に残るのがフラボノイドとかテルペン類で柑橘系の匂いが ぱっと前に出てきて 、それまで取っちゃうと言わゆる本当にクリスタルの真っ白なCBDオイルになります。
HTJ:
男性と女性、最近はどちらが買われますか?
松本:
一般流通で言うと圧倒的に女性が多いです。
HTJ:
デザインも女性受けしそうな、おしゃれなセンスですよね。
松本:
そうですね。
北欧デンマークの人達がデザインしているっていうこともあって、シンプルでクリーンなイメージですね。デザインの形自体は昔ながらの薬のイメージなんですよね。
それをちょっとモダンに仕上げたというデザインになってますね。
HTJ:
奥さんの友達が最近、家庭の環境が乱れてて寝れなくなったって言ってたんで、この商品をプレゼントしたんです。そしたら本当に寝れるようになったって連絡もらいました。
松本:
ありがとうございます。
CBDオイルは睡眠の質の改善を目的に利用する人が多いですよね。
自律神経やホルモンバランスの乱れ、PMS症状と呼ばれる月経前のイライラに利用しているという声を、よくお客様からいただきます。
HTJ:
こちらの製品はCBDコスメですね?
松本:
はい。こちらはCBDボディーバターです。
シアバターがベースになっていて、パーム油、カカオの甘い匂いするんですよ。
お客様がはじめて使うと「えっ?」 て思われるぐらい甘いんですよ。というのも、香りの成分をCBDオイルから取り除くと、CBDの効能が下がるんです。
いわゆるアントラージュ効果がなくなってしまうので、そこはかなり雲泥の差で、これもクリーム自体に匂いを残したかったんです。
その後にハーバリストさん(香り指導者)が、この ヘンプ の独特の匂いをどうやって活かせるか考えた時に、甘い匂いを重ねる事がひとつの答えだったんですよ。
それでバニラエッセンス、カカオを混ぜて重ねてるんです。なので奥の方にヘンプの匂いはあるんですけど、表面上は隠されてるひとつの甘い束になって、次にスパイス的な感じがくるんです。
尚且つバターという名前の通り体温の35°ぐらいで溶けるようになってるんです。
こうやって皮膚で溶けることによって奥に浸透していくようになってるんです。
CBDを奥に届けるというのを大事にしているアイテムで、筋膜とか筋肉の内側に届けるっていう設計になっているんですよ。 これがCBDを知らない人に一番よく売れてます。
実はこの商品は、海外だと食品として登録されてるんですよ。
食品グレードなので食べれるんです。
日本のルールではボディークリームを食べるなんてダメでしょうね。
松本:
こちらはCBDカプセルです。
ENDOCAは「世界中の誰もが使える」というコンセプトで、ビーガンカプセルになっていて、植物性のカプセルを利用しビーガン規格にしています。
腸溶性ビーガンカプセルです。
腸溶性なので腸まで届けます。
お客様に吸収率の話をよくされるんですけが、例えばベイプは吸収率が良いと言われています。
だけど、キャッチしてるレセプターが違うので体感が全然違うんです。
ENDOCAユーザーは、病気とか疾患で悩んでいる方が多いので、即効性よりも、より長く効かせることが必要になります。
ベイプは速攻で数分の体感ってイメージだと思います。
人によりますが、ティンクチャーも1時間か2時間でピークが終わると感じている方が多くいます。
睡眠のために使ってる人もオイルタイプだと途中覚醒して目覚めるということはよく聞きます。
ですが、カプセルは5、6時間に効果が伸びるので、睡眠用には特にオススメしています。
パーキンソン病とかアルツハイマーみたいな長時間効かせる必要がある痛み、慢性的な痛みを抱えてる方達は「オイルはすぐに切れる」とおっしゃいます。
ところがカプセルだと1日3回飲めば効果が長続きすると、実際お客様の声として聞いています。そういう意味でもカプセルは大事だと思っています。
松本:
最後のこちらの製品はCBDガムです。
世の中のガム原料の99%がプラスチックと言われます。
ガムベースという名前で売られてるんですけど、合成樹脂がベースで、いわゆる石油由来のプラスチックでできています。
40年くらい前は、チクルの木と呼ばれる自然のものでガムが作れられいたんですよ。
それがいつのまにか食べれないものに変わってたんです。大量生産大量消費の時代に入って日本もそういう時代に入っていったんでしょうね。
気が付くと自然な物の割合がどんどん減っていって、今だと99%が合成樹脂になっていて、ガムの名前の表記自体もガムベースと書いてあって、原料がわかんないような表記にされているようです。
ガム原料は アマゾン の土地でチクルの木から取れるんですが、ガムの樹脂、樹液を大量に削って大量に売るという状態でアマゾンの森林が毎分ごとにサッカーコート分ぐらい減ってると言われます。地球の酸素の大半を担っているアマゾンがそんな状態になっていて、ヘンリーはここのサポートをしないといけないと思っています。
なのでフェアトレードして、ちゃんとガムを取ったら取った分以上の植林をするという契約を結んでガムの樹脂を取っています。エンドカのガムは、売れれば売れるほどアマゾンの植林が増えていくっていうプログラムを組んでるんです。
アマゾンからエキスを送って、デンマークの昔からある工場のおばちゃん達が、一つひとつ手で「こねこね」しているんですよ。
なので、サイズも微妙に違うんですよね。
HTJ:
サイズ違うと思いました。そういう優しさが形に表れてるんですね!
何から何までこだわりを感じるENDOCA製品です。
インタビューの間、終始驚くばかりでした。
いいお話をたくさん聞けました。
最後になるんですが、
今回こちらの鎌倉にある ENDOCA SHOP にお邪魔したんですが、
こちらのオープン時期と、何か最後にメッセージをお願いします。
ENDOCA (COFFEE ) SHOP 鎌倉店
鎌倉にあるENDOCA SHOP 外観。駅から歩いて10分くらいの丘の上にあり、街を一望できる
松本:
お店は4月1日にオープン予定です。
お店は完全予約制になります。CBDの利用にはある程度コンサルテーションがあった方が良いと考え、お客様の時間を区切り一人一人接客していくスタイルの店舗です。
駅から少し離れた場所にお店を置く理由も、フィルタリングがかかっていない状態で、本来のCBDという製品を見て感じて欲しかったんです。
山の中でノイズがない状態で来店して、そこでCBD、ヘンプ という物を知って欲しいんです。
店内の床にヘンプを入れたり、壁に入れたりしているのはそのためです。
ヘンプの炭を入れたり、壁にヘンプチップを入れたり、泥のペンキを使ったり呼吸する家を目指しました。
また、CBDだけじゃないヘンプ製品の使い方も伝えていきたいんです。
今までの社会の常識を忘れて、「現代のヘンプってこういうことなんだよ。」ということを知る場所。そのためのコンセプトショップになります。
何せ、内装は手作業でして、自然環境を考えたリサイクル、リユースでDIYしているので時間がかかってしまいました。ファンの方にもご迷惑をかけていますが、もう少しでオープンできそうです。
ENDOCA SHOP 店内はDIYで仕上げ、所々HEMP素材を使用しているこだわりの内装
美味しいコーヒーを提供して、ゆっくりとENDOCAを、CBDを、ヘンプの可能性を知ってもらえる場所にしたいと思っています。
実はENDOCAは南米にコーヒー農園を持っていて、そこからコーヒーの豆も取り寄せています。
また、鎌倉にはホーリーバジルなどのハーブ育ててる人たちもたくさんいるので、いずれはハーブ園なども運営して、自然薬局みたいなイメージを出したいなと思っています。
HTJ:
ヘンリーもそのような施設の運営からスタートしてましたよね。
この湘南、鎌倉の街の感じとENDOCAは、全体が持っている世界観が一致しそうな感じがします。
僕たちもインタビューしながら、何時間経過しているのか既に忘れています。
それくらいリラックスできたってことですね。
(*気づいたら4時間は経過していました。)
最後に一言お願いします。
2030年までのENDOCAの目標
ENDOCA JAPAN のスタッフ
松本:
そうですね。
僕らENDOCAには「2030年までにCBD及びヘンプ製品を塩やニンニクと同じレベルで一般家庭にまで普及させる」というミッションがあって、その中期目標としてENDOCAクリニックを作りたいというのがあります。
CBDを中心として、ナチュラルハーブとかナチュラルサプリメントを使った、ENDOCAクリニックを森の中に作りたいんです。山の中、日本のどこか僻地?奥地に。
スリランカのアーユルヴェーダ施設に通っていたということもありますし、ヘンリー自体も自然療法、薬草などから始まってクリニックを開設した後、ENDOCAを立ち上げました。
僕ら ENDOCA JAPAN チームも同様に、クリニックを作りたいんです。
クリニックではあるんですが、いろんな人が学びに来たり、カルチャーセンターになっていたり、ナチュラルなサプリメントを処方できたり、ドクターがいたり、ヨガするスペースがあったり、ローフードやファスティングが学べるクラスがあったり、そんな施設を作りたいんです。
これが、あと5年以内にやりたい目標ですね。
HTJ:
これもまた未来がある楽しそうな話ですね。
是非また、目標についても深掘りしてお話を聞かせてください!
今日は、長い時間ありがとうございました。
松本:
こちらこそ、ありがとうございます。
また、いつでも遊びに来てください。
北欧デンマークで設立された、世界初のCBDオイルのエキスパートENDOCA (エンドカ)。 体の不調、悩みを抱えている方々に、CBD製品を届けたいという想い、徹底した品質管理、商品へのこだわりを持って取り組んでいる。ということを感じることができたのではないでしょうか。 全ての生産プロセスを管理し、100%オーガニック、無農薬、NON GMO(非遺伝子組み換え)の高品質なオーガニックCBDオイルを提供し、今後は日本でもお客様との直接対面を中心とした店舗販売に注力するため準備を進めています。 鎌倉にある ENDOCA SHOP は心地よく、とても静かな時間を過ごすことができるので、都会疲れした人には是非行ってもらい場所でした。本当に時間を忘れます。 ちなみに、ENDOCAの想いに共感できる仲間も募集するようなので、ヘンリーや松本さんの思想に共感できる方は、お店に足を運んでみてはいかがでしょうか?
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