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スイスが栽培用ヘンプ種子の生産と販売へ

画像スイス、ベルプ地方でのヘンプ収穫の様子

 

1月1日からスイスでは、政府が農業種子法の制限を撤廃し、播種用の大麻種子の生産および販売が可能になりました。

 

連邦農業局(FOAG)は声明を発表し、連邦経済教育研究省(WBF)の指導のもとで進められている種子法の変更について、「FOAGは、いわゆる『CBDヘンプ』の生産用の種子及び苗木の生産と販売を可能にします」と、述べましたが、実際には、この変更は全ての産業用大麻に影響を及ぼします。

 

同局は、「対応する栽培システムと繁殖方法の開発を可能にするべく、WBFの条例における、大麻に関するすべての規定は廃止されました」と述べています。

目次

THC1%基準

 

スイスで厳しく規制されている麻薬大麻と産業用大麻を区別するために、1998年にヘンプは種子法の対象となりましたが、それ以前は麻薬法の対象ではありませんでした。

 

欧州議会が2020年10月に承認した事を受け、EU諸国の制限値は、0.2%から0.3に引き上げられる予定ですが、欧州連合の非加盟国であるスイスは、2011年に産業用大麻のTHC制限を1.0%に設定しました。

 

FOAGは声明で、「2011年に麻薬法で導入された、麻薬成分カンナビノイドテトラヒドロカンナビノール(THC)の制限値は、麻薬大麻と産業用大麻の区別を可能にします」と述べています。

 

ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの国々も、ヘンプのTHC制限値を1.0%に設定しており、現在一般的な0.3%の国際基準に戦いを挑んでいます。

 

1.0%基準の採用は、連邦政府がヘンプを合法化した2018年農業法案でTHCの制限を0.3%に設定した米国の議会でも先月取り上げられました

 

スイスのエッジ

 

ヘンプに含まれるCBD量は、THCに比例して上昇するため、THC制限が高いスイスは、CBD生産において優位に立っています。

 

スイスのヘンプは、主に喫煙、そしてCBD抽出のためのバイオマスとして栽培されていて、こうしたヘンプの見た目は、マリファナ植物に似ています。

 

スイスにおいて、CBDが豊富な大麻およびCBDは、麻薬に分類されていないものの、処方箋不要な薬として自由に購入することはできません。 CBDを含有する栄養補助食品、喫煙可能な花穂、およびその他の製品は、品質管理ガイドラインの下で市場に出回っています。

 

改正法が期待される

 

スイスでもマリファナは麻薬法で規制されており、一般的に禁止されています。1%を超えるTHCを含む大麻製剤には、スイス連邦公衆衛生局からの特別許可が必要です。

 

多発性硬化症やその他の痙性状態の治療に使用される、THCとCBDの比率 1:1のマウススプレーであるSativexは、スイスで市場に出回っている唯一の承認されたTHC含有量の高い医薬品です。Sativexは、英国のGW Pharmaceuticals 社によって製造されており、同社は、米国食品医薬品局から連邦政府の承認を得た最初の大麻由来処方薬であるEpidiolexのメーカーでもあります。

 

業界オブザーバーによると、スイスの麻薬法が改正され、THCが豊富な大麻の花や製品が処方箋で入手できるようになる可能性がありますが、患者に特別な許可は必要ありません。

 

引用元:https://hemptoday.net/switzerland-moves-to-allow-production-marketing-of-planting-seeds/

 

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AUTHORこの記事をかいた人

Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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