カナダ企業のフューチャー・ファーム・テクノロジーズ (FFT) 社は、CBD(カンナビジオール)の生産を目的とした産業用大麻事業に向けて、メイン州にある1,000エーカー(約404.7ヘクタール)の借地契約を目指していると述べました。同社の決算報告書からは、近年、州内の120エーカー(約48.6ヘクタール)を購入し、さらに別の100エーカー(約40.5ヘクタール)を初のリース地に選んだことが明らかになりました。FTT社によると、それらの土地はメイン州有機栽培農家・園芸家協会の定めた有機栽培のガイドラインの基準を満たすということです。
FTT社は自社の垂直農法技術に基づく大麻クローニング事業を設立し、2018年には20万を上回るクローンを農園に提供するとも述べています。クローン大麻は、同社のスコーピオンLEDグローライトの下で栽培されます。
有機ヘンプ とCBDオイル
「このリース契約により我が社は、有機ヘンプの栽培とCBDオイルの研究・開発・販売をおこなうCBDビジネスに参入した」とFTT社のビル・ギルデア社長は語りました。ポートランド・プレス・ヘラルド新聞によると、この計画が全面的に実現した場合、メイン州最大のヘンプ事業になるというです。
バンクーバーに拠点を置くFFT社はカリフォルニア・フロリダ・メリーランドで事業を展開し、主に大麻の屋内農業技術の開発・取得に重点を置いています。同社の屋内栽培システムは、気候や生育サイクルにかかわらず、土地・水・エネルギーの利用を最小化するとFTT社は話しています。(HEMPTODAY 2018年1月10日)
関連記事: