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第10回日本麻フェスティバル〜麻植と麁服〜 in 吉野川(徳島県)10月28日、29日の2日間で開催

目次

令和の大嘗祭「供饌(きょうせん)の儀」で供えられた「麁服(あらたえ)」とは

補足、麁服(あらたえ)について:2019年10月27日に徳島県で行われた麁服の出発式。あいさつに立った三木さんは「麁服は阿波忌部が織ったものを用いるという皇室の伝統から依頼され、忌部一族と調整し、供納してきた」と歴史をひもとき、「光明天皇(の大嘗祭)を最後に途絶えていたが、大正天皇(の大嘗祭)で復活した」と紹介した。 徳島県埋蔵文化財センターの福家清司理事長によると、平安時代に編集された法令集「延喜式」には、大嘗祭の儀式に必要なものや、調達の手続き、品目などが記されており、「阿波国献ずるところの麁服(阿波の国が献上する麁服)」「阿波国の麻植郡の忌部がつくる」といった記述がみられるという。(引用元:外部サイトへのリンク

大嘗祭の麁服(あらたえ)調進準備(外部サイトへのリンク):https://www.nikkei.com/

10月28日(土)10:00開会式

【講演】

1.麻と人との関わりについて 講師:(一社)日本麻振興会 代表 大森由久

2.令和の麁服事業を振り返って 講師:(一社)阿波忌部麁服保存会 代表 木村雅彦

10月29日(日)伝統芸能の祭典10:00〜12:00

1.浦安の舞 2.鴨島鳳翔太鼓 3.倭巫女舞 4.カチューシー 5.神代お宝踊り 6.阿波踊り 7.もっこ連が開催されます。

山川地域総合センターでは

1.令和の麁服事業の展示、2.平成の麁服事業の展示、3.大正・昭和の大嘗祭、4.麻植の歴史資料の展示、5.アキセマセイコ遺作展が開催されます。

吉野川市アメニティセンターでは

1.麻の伝統文化と生活文化の展示、2.麻の手仕事の実演と精米作品の販売、3.徳島の物品、・土産物販売が開催されます。

注目の15事業者による作品展示のラインナップ

お問い合わせ先はこちら、公式XとInstagramもあり

日程:令和5年10月28日(土)・29日(日)の2日間
会場:吉野川市アメニティセンター
住所:〒779-3401 徳島県吉野川市山川町翁喜台95−1
電話:090-1574-7553(金谷宛),080-8630-1141(梯宛)
X(旧Twitter):https://twitter.com/arataehozonkai
Instagram:https://www.instagram.com/arataehozonkai/

HTJ
集部あとがき。大麻には14,000年の歴史があり、お米よりも長く深く日本に馴染みのある存在です。そんな深く神聖な歴史や伝統があるにも関わらず、現代の方の多くが、なかなか奥深くまで知り得てなかったのですが、時代が少しずつ変化してきました。今回の麻フェスではそんな時代の変化を多様な麻の歴史や製品に触れ、実感を通じて、体験できるかと思います。例えば、大嘗祭「供饌(きょうせん)の儀」で供えられた「麁服(あらたえ)、「阿波忌部」という言葉を見て、ピンと来られない方や、かつての日本を支えてきた真実の麻が語る、25,000通りもの使い道と、その神聖な伝統儀式を肌で感じてみる良い機会かもしれません。伝統儀式や麻を通じた生活文化、そして、資料展示と15事業者さんによる作品展示ではヘンプクリートや麻がらのたいまつ、そして、横綱のしめ縄などが展示されます。歴史や実際に麻製品に触れられて勉強になるエリアから、徳島を感じさせる阿波踊りなどの催しもあり、また、ベジカレーや豆乳たまご焼きやすだちモヒートなどのロハスなキッチンカーが徳島中から集結したりなど、まさにフェス感が満載のイベントで秋の小旅行にもおすすめかと思います。大麻取締法制定以前の麻は日本の多くの産業を支える作物のひとつでした。そんな麻の国内自給率をあげられる強い可能性が今秋の臨時国会で75年ぶりに、大麻取締法の改正案が国会に出されます。厚生省としても、今年は大麻取締法改正案を1本だけを必ず通す。というように、省としても制定に向けてかなり熱も入っています。言わずもがな、法改正によって、日本のあらゆる産業構造が少しずつ変換していくきっかけが始まるわけであります。現在、日本の神社に祀られている麻(の殆ど)も国産にしていきたいという思いを乗せ、この先の未来に「明るい実り」が現れてくることを願います。最後に、今回10回目となる日本麻フェスティバルですが、年々参加される方が増えており、今年は法改正もあるので、早くも近場のホテルはすでに埋まってきているそうなので、参加希望の方は、早めのご予約された方が良さそうです

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HempTODAYJAPAN編集部です。HemoTODAYより翻訳記事中心に世界のヘンプ情報を公開していきます。加えて、国内のカンナビノイド業界の状況や海外の現地レポートも公開中。

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