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米モンタナ州が公聴会を開き、CBD規制の見直しを図る

 

モンタナ州政府は、合法的なマリファナディスペンサリーでのCBD販売が禁止される危険性がある為、販売規制を明確にするために動き出しました。

 

モンタナ州歳入局(DOR)は、ライセンスを受けた医療用大麻および成人用大麻のディスペンサリーが、ヘンプの栽培とヘンプを原料とする製品の販売を禁止するという規制を撤廃し、この規制は州法で意図されたものではなかったと述べています。

 

撤廃された規制下では、CBD製品が売れ筋商品となっているコンビニエンスストアなど、大麻を取り扱わない小売店でもCBDを購入できるようになっています。

 

目次

解釈の相違を認める

DOR長官のBrendan Beatty氏は、11月17日に開催された州議会の経済問題暫定委員会において、モンタナ州議会の大麻に関する法案である下院法案701(HB701)の意図するものと、同省の解釈とに相違があったことを認めました。

 

関係者の間では、もし現行の規制が廃止となれば、普段、大麻ディスペンサリーでCBDを購入している消費者が不便を強いられ、農家にも打撃を与えることになると言われていました。

 

Montana Cannabis GuildのCEOであるPepper Petersen氏は、Montana Free Pressの取材に対し、「廃止される前の規制は、モンタナ州の医療用大麻法や、昨年モンタナ州の有権者が承認した嗜好用大麻を合法化する投票法案の意図するものや方向性、文言の意味と根本的に反しています」と述べています。

 

また、CBDの利害関係者と一部の議員は、合法大麻小売店でのアルコール類やタバコの販売を禁止することを目的とした規制の文言が、CBDやその他のヘンプ由来の製品の販売を規制することに誤って繋がってしまったとして、昨年の投票法案に異議を唱えています。

 

モンタナ州の医療用マリファナディスペンサリーの多くは、エディブル、エキス、バームなどの人気の高いCBD製品を取り扱っています。州の規則では、CBDは食品または食品成分として認められていますが、販売者は栄養補助食品として販売したり、健康効果を表示をしたりすることはできません。

 

公聴会を開きパブリックコメントを受付

モンタナ州では2001年からヘンプ由来のCBDが合法化されています。医療用大麻は2004年に州で合法化されました。またモンタナ州は2019年に産業用ヘンププログラムも設立しています。

 

州は11月16日、HB701に盛り込まれる予定の規制について公聴会を開催しました。この公聴会でDORは、喫煙可能なヘンプを禁止する修正案を提案しています。

 

これら規制に関するパブリックコメントは11月29日まで受け付けられています。

 

またDORは、提案されていた別の規制案で、軽度の犯罪歴のある人が大麻産業で働くことを禁止する案を撤回したと発表しました。

 

 

引用元;https://hemptoday.net/clarified-rules-in-montana-will-let-marijuana-dispensaries-sell-cbd/

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AUTHORこの記事をかいた人

HTJ編集部ライター NORI

海と自然をこよなく愛するヘンプオタク。
ヘンプの素晴らしさを多くの人に知ってもらう為、HTJにライターとして参画。
不動産業界、福祉業界、オーガニック業界などでキャリアを積み、現在はフリーランスとして活動中。

健康への関心が高く、以前はヴィーガンで、現在はペスコベジタリアン。

趣味はサーフィン、WAVEウィンドサーフィン、スノーボードなどのExtremeスポーツと、海外ドラマの深夜イッキ見。

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