ヘンプ産業への進出を希望する南アフリカ共和国市民は、ヨハネスブルグで明日開催される「許可準備」ミーティングで、ライセンス取得手続きの事業開始段階についての最新情報を入手します。
国の統制によるヘンプ事業計画下での、初めてのライセンスが南アフリカの播種時期に合わせて供与される予定です。農場主や自治体の担当官、新規事業者、投資家など、ライセンス取得手続きに興味があれば、誰でも参加できます。
インキュベーターの態勢が整う
南アフリカの企業と研究機関から成るグループ内の共同プロジェクトIndigenous African Cannabis Incubator (i-AfriCanna-inc) の主催で情報会議が組織されています。
事業参入希望者は同時に、農場主の資格に関してや、栽培を想定している耕作地の情報、地方事業の展望に関する事実や課題について幾つかの質問を受けます。ヘンプ栽培を希望する応募者は、自身の会社や組織の正式なプロフィールを提出する必要があり、また「分析目的での指定薬物取得申請書」をNational Department of Healthに提出する必要があります。
共同の取り組み
会議の主催者であるi-africanna-incは以下の構成です—
・House of Hemp – 2010年から現在までヘンプの栽培と加工の独占権を所持しているヘンプ企業。政府がヘンプ農業の視野を拡大したために、その認可はこの4月に期限切れとなりました。
・Mazangani Solutionsは非営利のコンサルタントかつインキュベーターであり、その役割は事業計画と農産品加工のバリューチェーン開発にあります。
・Zubenathiは、景観設計や造園、環境再生、園芸家養成、再生エネルギーサービス、プロジェクトマネジメント、工事請負業、サプライチェーン・ロジスティクスに特化したロンドンを拠点とする会社です。
・The Council for Scientific and Industrial Research (CSIR) は政府の研究開発機関で、サイエンス、エンジニア、テクノロジーの分野で国のイニシアチブを支援しています。
・The Agricultural Research Council (ARC-LNR) もまたCSIRと同様に政府主体であり、農業セクターにおけるイノベーションに集中的に力を注いでいます。
「許可準備」ミーティングはヨハネスブルグDOCC–YMCA, 6545 Rathebe St, Orlando East, において、9月7 日金曜日午前9時〜12時に開催されます。
(HEMPTODAY 2017年6月6日)
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