南アフリカのヘンプ関係者は、麻薬を取り締まる現行法の改正案においてCBDが要処方箋薬と指定されたことに落胆を表明しています。これは同セクターを巨大製薬会社に明け渡すことになる動きだと評論家は語りました。
南アフリカ保健省は同国のMCC(薬物規制審議会)からの推奨に基づき、この規制を提案していると言います。この改正案は、治療目的のCBDをS4カテゴリー医薬品、つまり医師の処方箋が必要な薬品と指定することになります。さらに、医薬品以外の使用用途の場合は最も厳しいS7カテゴリーに分類されました。
南アフリカの関係者は、これまで未分類だったCBDを国の指定麻薬リストから外すよう、またヘンプ収穫物自体も他の農産物と同様に扱われるよう、何年間も訴えてきました。
新たな改正案は、そのような変更を認める姿勢がないことを示しており、OTCヘルスケア製品を製造・販売しMCCとの密な連携に努める企業による団体、南アフリカセルフメディケーション製造者連合(SMASA)からの提案も無視しています。SMASAは1日20mg以下のCBDは薬ではなく通常のOTC保健サプリメントとして扱われるよう提案していました。(HEMPTODAY 2017年11月21日)
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