ネパールのShah Hemp Inno-Ventures (SHIV)創設者であるDhiraj K. Shah氏が、ポーランドに拠点を置くヘンプトゥデイセンターで進行中の、ヘンプと石灰での建築コースおよび建築プロジェクトであるDeep Green Buildingの常任教授陣に加わりました。
Shah氏はSHIVの創設者であり「野生作物」(野生で、何度も収穫できる植物)である、地域のネパール人から収集された麻を、建築、健康と美容、織物関係の製品その他へと応用の幅を広げています。また、SHIVは様々なヘンプグッズの製作やマイクロ加工のための技術も開発してます。
Deep Green Building の初活動は2018年2月22日から24日に企画されており、ベルギーのWolf Jordan社のWolf Jordan氏およびポーランドのPodlaskie KonopiePiotr社のJastrębski氏の指導のもと行われます。講義は開催日3日間、午前中に開催される予定であり、午後は内壁の制作と歴史的建造物保存の企画にあてられることになります。
Shah氏はDeep Green Building 常任教授として、リストに加わります。このリストにはInternational Hemp Building Association (IHBA)のSteve Allin氏、スペインCannabricのMonika Brummer氏、アメリカHighland Hemp HouseのPamela Bosch氏、同じくアメリカのTiny Hemp HousesのJohn Patterson氏、およびウクライナのSergiy Kovalenkov氏の名もあります。
ヘンプトゥデイの拠点として使われている18世紀の建造物であるThe Palace at Nakłoの屋根裏にある学生用客室を作る企画の一環として、Jordan氏とJastrębski氏は2月に初の講義を行い、参加者は講義を受けて内壁を制作することになります。
以降の講座は、他の常任教授陣が2、3名ずつのチームで持ち回りで務める予定です。
2月のイベントでは15席が残っていますが、参加者枠は25に制限されており、すでにトルコ、アメリカ、南アフリカ、ドイツ、ポーランド、フィンランドからの代表者が初回コースに登録しています。
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