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7日間で約16億円受注、CBD業務を手指消毒剤製造へ

Yosuke Koga
コロナ騒動は加熱の一方で、ついに非常事態宣言まで出される事態となりました。ここまで急成長を続けてきた世界各地のヘンプ産業も急ブレーキをかけられた状態の様で、すっかり動きが止まっています。

 

先日、大麻産業の各社が製造工場などを手指消毒剤の製造に転用するなどして、コロナとの戦いに助太刀しようとしている様子をお伝えしましたが、ついにカンナビノイドを含有した手指消毒剤を開発販売する企業も出てきたようです。

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CBDとCBGを含有した除菌アルコールが発売・OEMも可能

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グローバルカンナビノイド社のライアン・ルイスCEOは、COVID-19発生の初期段階で手指消毒剤の需要が高まるのを見て、すぐにCBDの業務を手指消毒剤の製造に移行して、供給不足に対処する機会を得ました。

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RyanLewis

「1月にオンラインで検索結果を分析しているときに、手指消毒剤の検索が急増している事に気づきました。

 

私たちは、動物用健康製品、スキンケア製品、パーソナルケア製品、化粧品など、カンナビノイドを潜在的に追加できる特定のカテゴリの消費者向け製品を追跡していました。

 

そして、手指消毒剤を見てみると、どこも売り切れです。価格は上がっています。 そこで『 CBDハンドサニタイザーを売ろう!』と言ったのです。」

 

アメリカで栽培された大麻由来カンナビノイドのB2B生産者、製造業者、販売業者であるグローバル・カンナビノイド社は、新しい事業体であるGlobal Sanitizers LLCを設立し、大量のエタノールを手指消毒剤製造に向けました。

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エタノールを数十万ガロン確保

グローバル・サニタイザーズ社は、ヘンプの抽出プロセスで使用するエタノールは不足していませんが、皮膚などの局所使用については、40-Bおよび3-C変性エタノールなどの特定の種類のエタノールのみが米国食品医薬品局(FDA)によって承認されているため、同社はパートナーと迅速に協力して、これらのタイプのエタノールを数十万ガロン確保し、CBDを製造施設に送り、消毒剤を大量に生産しました。

 

グローバル・サニタイザーズ社の手指消毒剤は、「Medically Minded」というブランドで大手小売店に販売されており、この1週間だけで、同社は1,500万ドル以上の注文を獲得しています。

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同社はまた、手指消毒剤の一部を応急対応者に寄付し、その第一陣はラスベガス警察署に寄付されました。

 

しかし、同社の大量のエタノール供給をもってしても、コロナウイルスの発生に起因するサプライチェーンの問題に対処出来るかは分からない、とルイス氏は言います。

 

RyanLewis
「最初に起こった問題は、中国の操業停止でした。すべての工場が操業停止しました。」

 

これにより同社は、消毒剤に必要なボトル、ラベル、その他の梱包材を入手できなくなりました。そのため同社は、米国の製造業者から可能な限りすべてのパッケージを購入しました。

 

RyanLewis
「現実には、これは大災害であり、多くの課題があります。そこにチャンスがあるのです。」

 

同社は、こうした製品をホワイトレーベルでのOEM生産も受注しています。

 

以下は、今回の手指消毒剤の発売に関する、同社のプレスリリースです。

手指消毒剤の発売に関するプレスリリース発表

グローバルカンナビノイドは、バルクおよび卸売りのホワイトラベルおよびプライベートラベルの顧客向けに、カンナビノイドを注入した手指消毒剤を発売したことをお知らせします。

 

抗菌性手指消毒剤の需要急増に伴い、Global Cannabinoidsの製剤チームは、65%エタノールベースのゲルに、ビタミンEとともにCBDおよびCBGの抗菌効果を追加しました。

 

この新しいCBD + CBG抗菌性手指消毒剤は、大麻由来のカンナビノイド原料と完成品の信頼できるサプライヤーとして弊社が原料を供給中の何千ものクライアントにむけ、製品ライン拡大に役立てていただくために製造いたしました。

 

2008年にAmerican Chemical Societyによって発行されたJournal of Natural Productsの研究記事では、「ヘンプに含まれるカンナビジオール(CBD)とカンナビゲロール(CBG)の2つが、抗生物質が効かない様々な種類のメチリシン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対して強力な活性を示した」と報告されています。

 

カンナビノイドは強力な抗菌特性を持つことが証明されていますが、この研究は、カンナビノイドが病院での主な死因である抗生物質耐性菌に対する有効成分である可能性があることを示しています。

ヘンプ由来のカンナビノイド注入ハンドサニタイザー

 

同記事では、さらに

「非向精神性カンナビノイドを大量に産生するカンナビスサティバの可用性を考えると、MRSAおよび他の病原性細菌における多剤耐性の問題に対する抗菌剤のリソースとしての可能性を、大麻草は示しています。MRSAは世界中に広がり、米国では毎年、AIDSよりも多くの死者を出しているため、この問題は非常に大きな臨床的問題を抱えています。 全身性抗菌剤としてのカンナビノイドの使用は、今後の厳しい臨床試験を待っているものの、MRSAの皮膚定着を減らすための局所使用は有効なようです。」

と述べています。

弊社のヘンプ由来のカンナビノイド注入ハンドサニタイザーは、内容量がそれぞれ2オンス、4オンス、8オンスのボトルで、CBDとCBGの比率が1:1、含有量はそれぞれ100 mg、200 mg、400 mgです。

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この消毒剤は、ビタミンEとカンナビノイドを添加したゲルで、60%以上のエタノールアルコールを使用しています。この製品は、FDAに登録されている当社のOTC施設で製造されており、効力を保証するためのサードパーティのラボテストが完了しています

 

参考:天然物ジャーナル「カンナビスサティバからの抗菌性カンナビノイド:構造活性研究」:https://pubs.acs.org/doi/pdf/10.1021/np8002673

引用元1:https://finance.yahoo.com/news/potent-antibacterial-cannabinoid-infused-hand-111100576.html

引用元2:https://www.cannabisdispensarymag.com/article/global-cannabinoids-pivots-from-cbd-to-hand-sanitizer-covid-19/

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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