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緊急開催!今注目の【大藪裁判】徹底解説

減り続ける農作物の救世主、ヘンプが世界(ミツバチ)を救う?

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ネオニコチノイド系の農薬がミツバチたちを

蜂群崩壊症候群という言葉を御存知でしょうか?

 

ハチが突然、まだ幼虫が沢山残っている巣を捨てて何処かへ消えてしまったり、大量死したりする現象の事で、原因は特定できていませんが、ネオニコチノイド系の農薬や、遺伝子組み換え作物の普及、病原体、栄養不足、地球温暖化など多数挙げられており、それぞれを裏付ける研究が在ることから、そのどれもが原因ではないかとも言われています。

 

この問題は非常に深刻で、1990年代から2007年までの間に、実に地球上のミツバチの数は1/3も減っています

 

フランス政府は、その原因とみられているネオニコチノイド系の農薬を使用禁止にしました。

 

では、なぜそれがそんなに深刻なのでしょうか?

 

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ミツバチは植物の花粉を運び、受粉させる仲介役を担っており、彼ら無しでは主要な農産物は生産できません

 

その為、米国などでは農作物の開花の時期には、わざわざ養蜂家に巣箱をトラックに載せて自分の農場まで来てもらい、ハチに受粉を手伝ってもらうという農業慣習があるほどです。

 

このままハチの数が減少し続けたら、農産物は不作が続き、価格が高騰する事は間違いないでしょう

 

もしかしたら、十分に食料が行き渡らないなんて事にもなりかねない、本当に深刻な問題です。

 

そして、報告されている蜂群崩壊症候群の数は、近年増え続けており、今すぐ対応しなければならない重要な問題です。

 

大量花粉生産者「ヘンプ」が救いの手に!?

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昨年から米国で起きているヘンプ栽培の拡大によって、丁度ミツバチの食料がほとんどない時期に、ヘンプがミツバチに食物を提供できる可能性があると、コロラド州立大学の新しい研究は結論付けています。

 

同大学の研究者は、開花期のピーク時に産業用ヘンプ畑にハチの巣を設置し、ヘンプが「ミツバチが採餌するための貴重な花粉源」であるかどうかを調査しました。

 

研究では、23の異なるミツバチ属から約2,000匹のミツバチを収集しました。それらの約半分は一般的なミツバチでしたが、Melisodes bimaculataPeponapis pruinosaなどの特殊な属が驚くほど「高い割合」で見つかりました。

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ヘンプの花は明らかに「大量花粉生産者」で、多様なミツバチにとって魅力的で、それに加えて、ミツバチが最も栄養を必要とするときに花を咲かせます。

 

ヘンプの開花は、7月の終わりから9月の終わりに起こります。

 

この時期は丁度、ハチなどの受粉媒介者が必要としている他の作物の花が米国の「ハートランド」と呼ばれる中西部全体で不足している時期にあたります。

ミツバチに持続的な生活環境を提供するヘンプ

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研究の主執筆者で、コロラド州立大学の土壌および作物科学者であるコルトンオブライエン氏は、「産業用ヘンプは、収穫期にミツバチに持続的な栄養オプションを提供する上で重要な役割を果たすことができます」と書いています。

 

そして栄養に加えて、ヘンプはハチに生活環境を提供します。

 

こうした花粉を媒介する昆虫たちは、異なるストレス要因によって衰弱してしまう多くの問題に直面していますが、「健康的な生息地の欠如」がその中でも主だった要因である、と研究者は指摘しています。

 

作付面積の多くが、ハチに有害な殺虫剤で覆われた、花粉を生産しない単一作物の栽培に専念している地域では、そもそもハチは生きていくことが出来ません

 

より多くの受粉作物を導入することがミツバチの生存と生態系にとって重要なのです。

遺伝子組み換え作物ではミツバチは増えない

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研究者たちは、遺伝子組み換えのキャノーラ(菜の花)などの作物を調べた以前の報告では、同じ種類や数のミツバチが生まれなかったことに注目しています。

 

先日お伝えしたとおり、米国ではヘンプ栽培が爆発的に拡大しています。

 

世界中で同時多発的に起きている蜂群崩壊症候群に対抗する手立てとして、同じく世界中で広がりを見せているヘンプ栽培が答えなのかもしれません。

 

もしそうなれば、決して大げさな意味でなく本当に「ヘンプが世界を救う」事になるでしょう。

 

引用元:https://returntonow.net/2019/06/10/bees-love-hemp-researchers-discover-hemp-provides-food-and-habitat-for-bees/?fbclid=IwAR0648ZPRifxn5qTibpyos78gvj6qk_3DLePt2Yl-owTOk6zba3t-s8db6s

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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