近年上場した企業の株価の急激な変動を受けて、中国政府は産業用大麻免許の管理を厳しくしています。
China Securities Journal(中国証券報)によると、中国の国家麻薬委員会は3月下旬に、政府はまだ医薬品および食品添加物としての産業用大麻利用を承認していないと発表しました。
この動きは、深圳証券取引所に上場している Shanghai Shunho New Materials と Jilin Zixin Pharmaceutical(吉林紫鑫药业股份有限公司)の二社の株価が、今年に入ってから他の数社の大麻産業関連株をリードしながら急騰したために起こりました。政府が厳格な統制を発表した後、両社の株式は下落しています。
中国香港キャピタルアセットの最高経営責任者(CEO)であるKenny Tang Sing-Hing氏は、「投資家は、中国本土の政策を理解していないため、こうした株には細心の注意を払う必要があります。」と述べました。
同氏は、「ヘンプ産業は、香港では単なる<概念>であり、ヘンプに関連する上場企業はわずかしかない。本土の投資家は、一つの分野に非常に集中しています。それは短期投機取引です。」と警告しました。
マリファナの栽培と使用は中国では違法ですが、南部の雲南省と北部の黒竜江省ではヘンプの栽培が許可されており、それぞれ2010年と2017年に貿易が合法化されました。
中国は世界最大のヘンプ生産国であり、世界最大の麻紙および麻繊維製品の輸出国ですが、こうした突然の政策変更などを含めて、中国のヘンプ産業全体に関する情報を入手するのは時に困難な場合があるのです。
ソース元:https://hemptoday.net/chinese-stocks-rise/
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