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政治的駆け引きによって、農業法案(ヘンプ法案)が暗礁へ?

政治的駆け引きによって、農業法案(ヘンプ法案)が暗礁へ?
これまで、超党派の取り組みとして順調に進んできた2018年農業法案が、先の中間選挙の煽りを受けています。この農業法案が成立すれば、いわゆる産業用大麻(ヘンプ)は、恒久的に合法化され、他の農作物と同様に扱われる事となります。
今月初めの中間選挙で、アメリカ国民は、トランプ大統領への不信任を表明するかのように民主党に投票し、その結果、与党共和党は下院での過半数を割り、年明けの議員入れ替えで「ねじれ」状態となる事が決まっています。
これまで、両党が協調しながら進めてきた2018年農業法案でしたが、発案者は共和党のミッチ・マコーネル議員で、この法案が成立すれば共和党にとって輝かしい成果となるため、下院での過半数を抑えることが決まっている民主党が、ここにきて同意を渋っています。
民主党のこういった姿勢を受けて、現在議会は「レームダック」と呼ばれる機能不全状態に陥っており、元来民主党が反対してきた「国境の壁建設」や「政府の閉鎖」などの問題に引きずられて、農業法案も審議が進まない状態になってしまいました。
しかし、両院の代表者会合は進んでおり、農業関係者は今年中の成立に期待を寄せています。
ここで、これまでの2018年農業法案の流れをおさらいしておきましょう

これまで上院と下院は、それぞれのバージョンの農業法案を既に可決しています。上院版は「ヘンプ栽培法案」を含みますが、下院版には、ヘンプは含まれていません。

  1. 共和党代表者ミッチ・マコーネル議員が、農業法案の中にヘンプ栽培法案を付帯する事を確約。
  2. Pat Roberts上院議長、Debbie Stabenow 上院議員、Mike下院議長、およびColin Peterson下院議員の「BIG4」と呼ばれる4名は、非公式に継続的な会合を開いており、ロバーツ上院議長は先週「今日、合意が得られると思った」と発言しています。
  3. この擦り合わせが合意に達すれば、法案は両院の投票へと持ち込まれます。
  4. 両院での投票の結果、法案が通過すれば、大統領のサインをもって正式に法律として成立します。
残り少ない会期ですが、この歴史的な法案の今後をHTJではリアルタイムでお伝えいたします。

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Yosuke Kogaのアバター Yosuke Koga HTJ 編集長

1996年カリフォルニアで初の医療大麻が解禁。その5年後に現地へ移住し、医療大麻の家庭栽培、薬局への販売などの現場や、それを巡る法律や行政、そして難病、疾患に対し医療大麻を治療に使う患者さん達を「現場」で数多く見てきた、医療大麻のスペシャリスト。

10年間サンフランシスコに在住後、帰国し、医療機関でCBDオイルの啓蒙、販売に従事し、HTJのアドバイザー兼ライターとして参画。グリーンラッシュを黎明期から見続けてきた生き証人。

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