オーストラリアのElixinol Groupは、東京の表参道駅にビルボードを設置し、同国初となるCBD製品の屋外広告を掲示しました。(屋外広告は2018年6月現在)
今月初めに広告が掲げられ、Elixinol CEOのPaul Benhaim氏は、「日本は世界で3番目に大きな経済規模を持ち、消費者は洗練されており、健康意識も高い」と述べました。
CBDは日本では合法ですが、CBD製品生産者は、これまで広告を出すことは出来ませんでした。
日本当局とのブレークスルー
Elixinol JapanのCEO、松丸誠氏は、「Elixinolは3年以上にわたって日本にヘンプ製品を供給してきましたが、今までは製品レンジを積極的に販売促進することができませんでした。」と語ります。数カ月にわたる当局との協議の結果、今回の承認を得ました。「日本は、古来からヘンプとの歴史的関係が非常に強いのです」と松丸氏は付け加えました。
「ヘンプオイルを商業的に宣伝するための承認は、ヘンプ業界にとって大きな前進です」と松丸氏は述べています。
強い文化的なフィット
Benhaim氏は、「文化的には、日本人は自然な健康管理を活用しています。また、社会が高齢化する中で、臨床グレードのCBDサプリメントによる病気の予防や健康管理に大きな関心が寄せられています。」と語りました。
1月上旬にオーストラリア証券取引所に上場したElixinolは、すでに米国コロラド州デンバーに拠点を置き、ヘンプベースのCBD、栄養補助食品、食品サプリメント、スキンケア製品を製造、販売しています。同社は、アジア、南米、アフリカ、米国、そしてヨーロッパを取り巻く流通ネットワークを持ち、昨年流通を開始しました。
(HEMP TODAY 2018年6月12日)
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