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お手軽ヘンプクリートハウスキットを提供、一層迅速な施工を実現

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プレハブパネルを相互に連結して平屋住宅を建設するシステムを開発

「ビズマークのホームランド・ヘンプクリート社は、150平方フィート(約14平米)のシンプルな構造物のキットを市場に出し、実証の段階に入ったと」同社のオーナー、マット・マリノ氏は言う。

 

「部材がどのように組み合わされるかを示し、物流が完璧になれば、建物の大きさも生産量も拡大できます」

ビルトインフレーム

画像:引用元

このモジュラーシステムは、主に3フィート(約90cm)×8フィート(約240cm)の木枠を平らにしてヘンプコンクリートの混合物を充填し、30日間保管して硬化させた後、建築現場への出荷準備に入ります。

厚さ9インチと12インチのパネルを直立させ、連結することで、二重スタッドの耐荷重骨格が完成します。

厚さにもよりますが、各パネルの重量はおよそ350ポンド(約157kg)または440ポンド(約157kg)で、4人で手作業で取り扱うか、スキッドステアローダーやフォークリフトで所定の位置に設置することができます、とマリノは述べています。壁は、設置後すぐにさまざまな方法で仕上げることができます。基礎はコンクリートスラブでも、木造の柱と梁でもいい。

画像:引用元

私たちが目指したのは、施工の簡素化とスピードアップを図りながら、従来の現場施工と同程度の価格にすることです」と、マリノ氏は言います。従来のヘンプクリートの打設に必要だった45日間の養生期間を省き、壁の設置にかかる時間を75%短縮できると推測しています。

次は、長距離輸送時の安定性を検証

ホームランド・ヘンプクリート社は、壊れやすいプレメイドパネルの輸送という重要な物流上の課題を克服しています。これまでのところ、短距離輸送で破損はありませんでしたが、近々、パネルの安定性をさらに検証するために長距離輸送を計画していると、マリノ氏は述べました。

 

同社は現在、16枚のパネルで構成される小さな建物を限定的に提供しており、システムを改良しながら、それらの建物を実際に設置する予定である。適度な大きさの住宅であれば、およそ50枚のパネルが必要で、平屋建ての住宅であればどんな設計仕様にも対応できる。

 

マリノ氏によると、同社は最終的にはパネルやその他の部品の生産に専念し、建築業者やDIY愛好家に供給する予定だといます。

 

ホームランド・ヘンプクリート社は、2019年にヘンプクリート建築を提供する市場に参入し、2021年からはモジュラーシステムの開発に目を向けています。

ホームランド・ヘンプクリート社、HPはコチラからどうぞ。

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ヘンプクリートはまだ個人住宅メインのニュースではありますが、日本では、商業ゾーンの材料として拡大していってほしいです。おしゃれなお店が集まって立ち並ぶだけの商業形態に限らず、ヘンプクリートで作られたお店が並ぶ商業ゾーンなどできていくと、これから増えていくサステナブルを意識された店舗さんも入りやすですし、日本に明るい未来を感じられます。

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AUTHORこの記事をかいた人

日本臨床カンナビノイド学会員。北海道ヘンプ協会(HIHA) 法人会員。

美容クリニックで専門医監修の下、CBDオイルを利用したアトピー性皮膚炎の治療を開始。1年間の観察結果からアレルギー数値と、症状の改善がきっかけで大麻の可能性を一人でも多くの方々に知ってもらいたいと思い立ち、編集局員として参加。

「HEMP TODAY JAPAN」を通じて、「世界の大麻産業」の真実を知ってもらう必要があると考えております。

そして、大麻へのマイナスイメージを払拭がされ、医療分野、産業分野問わず、大麻由来製品を誰でも簡単に低コストで利用できる環境を望んでいます。

2017年6月~青山エルクリニックモニター参加。
2018年5月「Hemp Food, Health & Beauty Summit」(HTセンター/ポーランド)。
2018年8月「中国 黒龍江省ヘンプ産業視察ツアー2018」参加。

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