カナダのベンチャーキャピタルであるLGC キャピタルと、オーストラリアのクレソ・ファーマ、イギリスのバルティック・ビア・カンパニーの3社は、カナビスとヘンプ由来の飲料を開発する合弁企業としてCLV フロンティア・ブランズを設立しました。
CLVは、ヘンプやカナビスの種子、抽出物、テルペン等から製造した、カナビスおよびヘンプ配合のアルコール/ノンアルコール飲料の分野で世界的な実績を積み上げると話しています。
既に開発中のビールライン
CLVによると、テルペン類や他の大麻成分をミックスした4種類のプレミアムビールのラインをすでに開発しているとのことです。テルペン類は大麻の風味と香りを持ってはいますが、THCやCBDなどのカンナビノイドは含んでいません。同社はまた、ビーガン対応の飲料を作る予定であると語っています。CLVはエストニアビールのブランドとしてヴィル・プレミアム・エストニア・ビールを開発し、オーストラリア、中国、イギリス、イタリア、メキシコで販売しています。
カナダのTSXベンチャー取引所で取引されているLGCは、南アフリカ共和国で医療大麻の研究、栽培、商業生産を計画しているハウス・オブ・ヘンプ社と契約を締結しようとしています。
クレソ社の一連の契約
オーストラリア証券取引所で取引されているクレソ・ファーマは、ヘンプ由来の栄養補助食品に関心を寄せています。同社は、昨年末、医療大麻グループ企業であるカナ・カナダとそのコロンビアの子会社であるカナS.A.S.を買収しました。また、 2017年のうちに、カナダのハリファックスに拠点を置くメルノバ・メデシナルも買収しています。
CLVの取締役会は、LGC社長兼最高経営責任者のジョン・マクマレン氏、クレソ・ファーマ最高経営責任者のミリ・ハルパリン・ウェルンリ氏、バルティック・ビア・カンパニー取締役のアレックス・クレオス氏から構成されています。(HEMPTODAY 2018年1月15日)
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