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コロナウイルスのパンデミックによって医療機関の負担が増え続けている事を受けて、ある遠隔医療を提供する企業が、自主的に隔離している患者に多くの医療オプションを提供できるよう支援しています。
Heallyは、患者が医療用大麻カードを入手する支援のために開発された遠隔医療プラットフォームとしてスタートしましたが、現在は350人以上の医師を動員して、問診によりCOVID-19感染に対する不安を軽減したり、患者をオンラインで診察したりしている、とプラットフォームの最高経営責任者(CEO)は語ります。
遠隔医療プラットフォームは、その負担を大幅に軽減するでしょう。
COVID-19が広がり続け、より多くの人々が自己隔離している中、病院は患者の流入に備えることができていません。
これにより、医療機関の負担が軽減され、救急治療室のバックアップが削減されます。そして、病院のベッドは本当に必要な人々に開放されます。
ロブナー氏によると、Heally に参加している医師は、COVID-19の患者を診断することはできませんが、次に何をすべきかを患者にアドバイスができると言います。
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そして遠隔医療により、患者はパニックになったり、怖がったりせずに落ち着いて医療専門家と連絡を取り、次に何をすべきかを知る事が出来るのです。
場合によっては、次のステップは、実際に病院に行くことかもしれません。 Heallyに参加している地域の医師は、それぞれの地域の保健当局のガイドラインに従って患者に助言します。
Heallyのこうした取り組みは、コロナウイルス発生への対応として拡大している遠隔医療の一部です。
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疾病管理予防センター(CDC)と世界保健機関(WHO)は、病院のスペースと衛生用品の使用を最小限に抑えるため、医療提供者に対し可能な限り遠隔医療に頼ることを推奨しています。
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3月4日に米下院は、メディケア受給者への5億ドルの遠隔医療サービスの提供を含む、83億ドルの緊急援助予算に署名し、この法案は3月6日に成立しました。
ロブナー氏によれば Heallyは、このコロナ禍の間、医師を可能な限り患者から遠ざける目的で、通常は遠隔医療を使用しない医師に対しても無料でサービスを使用する事を許可しているといいます。
この期間中、私たちはこうしたサービスを無料で展開しています。
今日ご紹介したHeallyは、当初は医療大麻の処方箋を医師から受け取るためのプラットフォームとして誕生したのですが、今回のコロナ禍を受け、上記のようなサービスに舵を切ったものです。
先日お伝えした手指消毒剤を生産する Global Cannabinoid社も同様ですが、こうしたフットワークの軽さと、なにより「社会問題の解決に能動的に取り組む」ことから、新たなビジネスチャンスを創出する姿勢に、この30年の間、日本がシリコンバレーの後塵を拝してきた理由が垣間見える気がします。
引用元:https://nowthisnews.com/news/telemedicine-co-used-for-cannabis-now-is-used-for-coronavirus